真夜中のウラノメトリア

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真夜中のウラノメトリア

  • 著者名:神田澪【著者】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • KADOKAWA(2023/03発売)
  • 夏のおとずれ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/22)
  • ポイント 350pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041125236

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内容説明

どの不幸が一番不幸だと思いますか?

少年は旅に出る。亡き父の「形見」を求めて。
10つの秘密を集めないと出国できない「秘密の星」。住人が嘘しか話さない「嘘の星」。魔法の星。動物の星。ロボットの星。愛の星。そして天使の星。
7つの星を旅する中で、さまざまな人と出会い成長する少年の姿を描く、新感覚のジュブナイル小説。
父の「形見」を手にしたとき、少年が願うことは――?

1話1話は、140字ぴったりの超短編小説になっており、すぐ読めます。また、1話ごとに独立・完結したお話なので、どのページから読み始めてかまいません。朝読書などの時間にもぴったりです。
しかし、それぞれの話に予想を裏切る起承転結があり、何度も心が揺さぶられます。
通しで読むと壮大な長編としても楽しめます。
あなたの気分に合った楽しみ方ができます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

信兵衛

25
気楽に読めて、でも一篇一篇に味わいや悲哀があり、いつの間にか長編としても読めている、という楽しさあり。2023/04/23

16
少年が様々な星を旅した記録が、1ページ140文字で綴られていく物語。 秘密の星、嘘の星、動物の星、ロボットの星、愛の星、魔法の星、天使の星・・・独自の文化や思考を持った星人達に少年は翻弄されながらも、旅を続けていく。 どのページから読んでも良いというこの本の構成は本当に素晴らしい。けれどクソ真面目な私は丁寧に大事に、順番にページを巡り続けました。数々の教えを乞うた気分で終えたこの旅を度々繰り返したくなり、またこの少年に会いに行くと思います。 犬のルクと少年のエピソードも凄く心が暖まりました。 大好きな一冊2023/04/06

かお

8
1話140字。途中のページから読んでも、初めから順に読んでも良い。続けて読むと、壮大な星を巡る物語に。 140字で物語が完結しており、切ないラストや優しい気持ちになれたり、痛いところをついていたり。凄いと思った。 貧しい少年は、冒険家の父の残した手記を頼りに、父の残した宝物を探しに行く。 星々で出会う優しいけど、救いを求める人たち。少年は最後に誰を助けたんだろう? 読者に委ねるラストだけど、爽やかな読後感😊 2023/07/30

ムーミンママ

4
短編小説としても長編小説としても読める不思議な作品。140文字で綴られる作品が頭から読むと壮大な冒険譚となる。。面白い試みでした。挿絵も素敵!!2023/05/21

ひろんこ

4
140文字で短編なのに1つの旅のお話になっていて凄いな。愛や嘘やAIやどれも価値観が広がったし切なくもなり…素敵な旅だった。やっぱり人間には少年が旅した全ての星のものがないと生きて行けないよな…2023/03/27

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