テンペスト 七五調訳シェイクスピアシリーズ〈4〉

個数:1
紙書籍版価格
¥440
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

テンペスト 七五調訳シェイクスピアシリーズ〈4〉

  • 著者名:今西薫【著】
  • 価格 ¥396(本体¥360)
  • 学術研究出版(2023/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 90pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784434316937

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

『テンペスト』はシェイクスピア独自の36作品のうちの最後のものである。主人公プロスペロは魔法の本を研究した人物である。彼はシェイクスピアを代弁して「私の『魔法』/これでおしまい」、即ち「劇という魔法を観客にかけるのはこれが最後です」と語るのである。この作品はバーミューダ島沖で1609年(初演より4年前)にイギリスからアメリカに植民をする人達を乗せた船が座礁し、絶望視されていたにもかかわらず、全員孤島で数か月暮らし、新たに船を建造し、無事に目的地に到着した知らせが本国に伝えられ、センセーションを巻き起こしたことに端を発している。シェイクスピアの最後の作品らしく、「権力闘争よりも和解、正義よも調和、報復よりも赦し」が主要なテーマとなっていて、穏和な調子が妖精エアリアルの音の調べのように作品全体に流れている。話はエピソード風に進んでいき、「魔法」による幻想世界がユーモラスに描かれている。

最近チェックした商品