内容説明
宇賀なつみ、初エッセイ! お天気アナ、スポーツキャスター、朝の顔……。テレビ朝日時代から完全フリーランスの現在を巡る、55のエッセイ。「自分を幸せにするために、私は今日も旅に出る!」
テレビ朝日の番組で活躍してきたアナウンサーの宇賀なつみ。どんなに忙しくても「旅に出て新しい世界と出会いたい」という彼女が、これまでの道のりを旅の記憶とともに綴った。大嫌いな自分に向き合うきっかけをくれた大泉での出会い、六本木でお天気アナになった日のこと、スポーツキャスターとして意識が変わった沖縄キャンプ、退社を決意したベトナム旅行……。社会人、女性、アナウンサーとして日々揺れ動く心を、旅を通して見つめていく。現在、マネージャー業務や経理業務などすべて1人でこなす「完全フリーランス」をしている理由についても明かす。人生を前向きに生きるヒントがたくさん詰まった1冊。撮りおろし”旅グラビア”も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コンチャン
15
宇賀なつみさんのアナウンサーになるまでから、現在のフリーになる過程を、著者が好きな旅行に絡めて語られたエッセイです。考え方がとてもポジティブで、見習うところの多い作品だと思いました。2023/03/17
milk tea
14
忙しいからこそ、ささっと旅に出られるのかもしれない。 飛行機に乗っちゃってから、現地でやりたいことを考えればいいんですね。とにかくまず一歩です。 何をやってもかっこいい宇賀さんです。2023/09/23
くみ
8
宇賀さんは少しでも時間があれば旅に出る。私もそんな傾向があり、こんなに出かけていいのかと思ったことも。でも、今作を読み私も吸収したいんだと自分の欲求を肯定した。2023/09/03
やまねっと
8
なんかどこどこへ行ってこんなことごあったよ、と自慢話を聞いているような心持ちになった。が、不思議と嫌な思いがしなかった。彼女の持っている魅力と行動が応援したい気持ちに変わっていく。旅がこの人を成長させたように読むことで成長できた、そんな気持ちにさせられた。私は宇賀さんを数数多いる女子アナの1人と思っていたが、サンデーズポストをたまに聞くけど、特別な存在のアナウンサーに変わっていった。私は保守的であまり旅には行かないけれども、宇賀さんの旅コラムを読むにつれて旅は良くてもダメでもそれで良いのかもと思えた。2023/03/25
もちお
5
しなやかに、そして強く生きている女性という印象になりました。仕事をする中では辛いこともあって、宇賀さんもそういった経験をされているが、その中でも落ち込みながらも前向きに動く姿勢には、ハッとさせられました。能力が高い人なのは間違いないが、それでもどこか親近感のあるエッセイで、元気をもらえました。2023/05/11