田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?

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田嶋先生に人生救われた私がフェミニズムを語っていいですか!?

  • 著者名:田嶋陽子【著者】/アルテイシア【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 特価 ¥825(本体¥750)
  • KADOKAWA(2023/02発売)
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  • ISBN:9784046059727

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内容説明

フェミニズムとは、現代を生きる私たちがいま最も身につけておきたい、誰もが生きやすい未来につながる新しい価値観。そんな私たちの日常のなかにあるフェミニズムについて、ついに時代が追いついて再評価がとまらない田嶋陽子と、田嶋のフェミニズムに人生を救われ、現代を代表するフェミニストの一人となったアルテイシアが、笑って怒って語り合う。読めば励まされ、勇気づけられ、明日への活力がわいてきます!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

noko

10
田嶋陽子先生80代?!信じられない。何歳でも、アルテイシアさんからの新情報をちゃんと受け止め、更新を欠かさない姿勢が素敵。二人の話に私も膝パーカッションでした。日本の結婚は奴隷制度である。家事育児負担は女性に偏っているのに、何も改善しないまま女もフルタイムで働けというのは青信号と赤信号を同時に出すようなもの。賃金でも男性が優遇されていて毎日がメンズデー。クォーター制などが必要。クォーター制にすると優秀じゃない女性が増えるという人がいるが、実際は無能な男性を除外する事になり仕事で役立つと調査でわかっている。2023/10/29

FuSa

8
フェミニズムを日本に広めたと言っても過言ではない田嶋先生と現在コラムなどで積極的にフェミニズムについて発信しているアルテイシアさんとの対談。日常的な出来事に落とし込まれていて理解しやすいしユーモアが散りばめられていて気楽に読める。しかも対談形式なので個人的には更に楽しく読めた。2023/03/22

key_yarn

7
20年以上前。TVタックルでみる田嶋先生は吠えに吠えていた。その印象で怒りっぽい、好戦的人なのかなと思ってたけど、あの時代の男性からの風当たり考えると、ああするしかなかったんだろうなあ。本書では我ら悩める女子軍団のシスター、アルテイシアさんの話をほんとに懐深く、うんうんって言いながら聞いてくれてて、なんかでっかい人だなあと。 私も、19で実家を出るまでの間は、学校であったこととか、面白く感じたこととか、その時興味のあることなんかを、台所で料理してる母のところに行って、しょっちゅう話してたなって思い出した。2023/11/11

二人娘の父

7
田嶋さん82歳というのが驚き。確かにテレビでよく見ていたのはもう30年以上前のことと聞けば、首肯せざるをえない。当時、日本でフェミニズム・フェミニストは現在ほどの知名度も地位も得ていないなかで、文字通りの孤軍奮闘だったことは想像に難くない。田嶋さんが繰り返しアルテイシアさんの存在に安心感を口にするのが、切なくもうれしいことのように思う。あらためて振り返ると、私のフェミニズムの師匠はアルテイシアさんであった(もう一つは韓国文学)。私も同様に「救われた」と言ってもいいのだろうか。いや。まだまだ勉強不足である。2023/10/07

いくえ

6
今でも十分ヘルジャパン(地獄みの強い日本)だと思うが、田嶋陽子さんが戦い始めた頃はもっともっと酷かったんだろうなと思う。だからものすごく怒ったし、ものすごく強くなるしかなかったんだと思う。 「女性は専業主婦になったら終わり」と言う言葉は、専業主婦のわたしには辛い言葉だった。時代背景を鑑みたらそれくらい強い思いじゃないとフェミニストは生きていけなかったんだと思うけど、専業主婦だってそれぞれの事情があるし、フェミニストと名乗りたい。 この本を読んだ後のDJsodaさんの件は本当に辛い。申し訳ない。2023/08/14

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