内容説明
フェミニズムとは、現代を生きる私たちがいま最も身につけておきたい、誰もが生きやすい未来につながる新しい価値観。そんな私たちの日常のなかにあるフェミニズムについて、ついに時代が追いついて再評価がとまらない田嶋陽子と、田嶋のフェミニズムに人生を救われ、現代を代表するフェミニストの一人となったアルテイシアが、笑って怒って語り合う。読めば励まされ、勇気づけられ、明日への活力がわいてきます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
65
【怒れる自分に誇りを持っていい】フェミニズムは、誰もが生きやすい未来を目指す価値観。怒ってないのに「怒ってる」と言われる田嶋と、真面目にやってても「ふざけてる?」と聞かれるアルテイシアとのフェミトーク。各章最後に注釈。アルテイシアは、<対談で「先生が生き残ってよかったです」と発言したが、これは私の本音である。元祖「わきまえない女」が生き残って、今もガハハと陽気に笑って、ヘルジャパン(地獄みの強い日本)にガチギレていて本当によかった。皆さんも笑ったり怒ったりしながら、一緒に楽しんでもらえると幸いです>と。⇒2025/01/31
はるき
11
フェミニズム特攻隊地アルテイシア、憧れの先輩に会いに行く。田嶋陽子さんの現役感ある包容力とアルテイシアさんのガッツが最高に楽しい対談でした。2025/11/23
noko
11
田嶋陽子先生80代?!信じられない。何歳でも、アルテイシアさんからの新情報をちゃんと受け止め、更新を欠かさない姿勢が素敵。二人の話に私も膝パーカッションでした。日本の結婚は奴隷制度である。家事育児負担は女性に偏っているのに、何も改善しないまま女もフルタイムで働けというのは青信号と赤信号を同時に出すようなもの。賃金でも男性が優遇されていて毎日がメンズデー。クォーター制などが必要。クォーター制にすると優秀じゃない女性が増えるという人がいるが、実際は無能な男性を除外する事になり仕事で役立つと調査でわかっている。2023/10/29
FuSa
9
フェミニズムを日本に広めたと言っても過言ではない田嶋先生と現在コラムなどで積極的にフェミニズムについて発信しているアルテイシアさんとの対談。日常的な出来事に落とし込まれていて理解しやすいしユーモアが散りばめられていて気楽に読める。しかも対談形式なので個人的には更に楽しく読めた。2023/03/22
tellme0112
7
懐かしくも新しい。アルテイシアさんの表現が面白い…。楽しく読んだ。2025/08/08




