さよなら、ステラ

個数:1
紙書籍版価格
¥2,200
  • 電子書籍

さよなら、ステラ

  • ISBN:9784908184406

ファイル: /

内容説明

ルポライターのジョイは、30年以上経った今でも、かつての親友ステラを忘れる
ことができない。 物語はふたつの時代を行き来しながら進行する。
1980年代後半、高校で出会ったふたりの少女──
姉妹のようによく似たジョイとステラは、
互いに強く惹かれ合い、瞬く間に無二の親友になった。
それほど深い友情で結ばれていたふたりがある時期を境に離れてしまう。
あの頃ステラに何が起きたのか?
ジョイはステラのアドレスを探し出し、メールを送ることにした。

──30年の時を超えて紡がれるジョイとステラの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じょじょ

5
フランスとアメリカの感じが混ざりあっていて 両方の本を読んだみたいな 不思議な感覚。内容は病んでいるけれど。最初は奔放なステラの 変わりやすい気分のような事がきっかけかと思いきや 真実がわかると全然話や人物の印象が変わる。  2023/03/09

いっこ

3
交互に語られるステラとジョイの回想から、何が起きたのか少しずつわかってくる。切れ味の悪い包丁を使っているような不快な感じ(デビッド・ボウイのせいかも)は、この小説の特色の一つかもしれない。ステラが立ち直るまで、自分を責めたり、どこかの時点で止めることができたかもしれないと悩むのが痛々しかった。しかし、年を経て父親の所業を知った娘の思いは、年齢的にも現実的にもかのダイドーのようにはいかない。三つ編み、インドと、コロンバニの小説との共通点があったが、この作家もコロンバニにインスパイアされたのだろうか。2024/04/12

なつこうへい

1
高校で出会ったジョイとステラは無二の親友になる。だが、ある日を境に突然ステラは離れていき…。後年、事情が分かるが、ステラは別の人生を歩んでいた。2023/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20482120
  • ご注意事項

最近チェックした商品