内容説明
石はふしぎ-植物のようなデンドライトや結晶群、地球が生み出す造形は無限でアートのように美しい
インクルージョンとは、成長過程や成長後に鉱物内部に取り込まれた別種鉱物や液体などの包有物のこと。
純粋で透明な鉱物の美しさを損なういわば不純物である一方、その形状や光彩によっては、類まれな美しさが見出され、
スタールビーやキャッツアイなどの宝石も生み出します。
本書はインクルージョンという鉱物の内部世界に見られる多彩な造形を通して鉱物のふしぎな魅力を紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
17
偶然か神の御業か。人間が勝手に美を見出している訳ですが、人工物には無い何かがある気がします。2024/05/08
うみ
14
インクルージョンを内包した鉱物の、類いまれなる美しき写真集と言っても過言ではない。マイカ・イン・クオーツの花吹雪の舞う春を閉じ込めたような美しさ。グラファイト・イン・クオーツの硬質なたたずまい。ああ、いいなあ。本当にきれいだなあ。2023/06/18
m_bat_h
13
手元に置いてニヤニヤするための本。石系の図鑑は見つけたときに入手しておく。2022/10/11
ぽけっとももんが
11
不純物が入っていないことがよい宝石の条件。でも、価値と好きはまた別問題。何とまぁ魅力的な鉱物。インクルージョンといえば琥珀に閉じ込められた虫くらいしか思いつかなかった。専門的なことは難しくて頭には入らないけれども、眺めるだけでうっとり。ハンドクーラーとしてポケットに入れておきたいなぁ。2022/12/30
paluko
9
インクルージョン(内包物)、ダイヤモンドやエメラルドなど宝石の世界では一括りに欠陥、減点材料として扱われるものだが、こんなにも美しい表情を持っていたとは。空気中では原形をとどめることが難しい脆い鉱物も水晶に守られて心ゆくまで観察することができる。スイーツのようだったり、庭園のようだったり、ポップな水玉模様とか、自然に形成されたとは信じられないくらいお洒落だったり。手のひらにのるような石ひとつの中に吸い込まれるような「世界」が存在している。ミネラル沼への招待状のような一冊。2026/06/24




