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内容説明
J2リーグ最小規模の強化費ながら、2000年の参入以来、一度も降格することなく生き抜いてきた水戸ホーリーホック。『人が育ち、クラブが育ち、街が育つ』をコンセプトに、毎年多くの選手をJ1に送り出しながら、着実にチーム力を高めている。またサッカーだけではなく、プロサッカークラブとしては異例の試みでもある選手の人間教育にも力を入れた取り組みでも各方面から注目されている。そんな同クラブのGM西村卓朗氏が語るクラブの強化方針やチームマネジメント術、選手獲得の苦悩、そしてJ1昇格を目指す今後のビジョンについて…をまとめた1冊。なぜ水戸は選手が育つのか? 答えはこの中に!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
7
息子を通していつも感じるけれど、サッカーは小学年代から地域のちょっとでもできる選手をトレセンで選抜する仕組みを持っているだけに、周りには「県トレナショトレ年代別代表練習参加経験者」だけどプロではないひとがたくさんいる。この本でも「水戸は年俸平均を800万円にしたいがその場合2.4億円かかる」とあるようにJ2の待遇も決していいわけではない。ならばセカンドキャリアや「サッカー以外のスキル」も「故障しないでスキルアップする自己投資」も大切になる。「死ぬ気で頑張れ」で済まさずサポートするマネジメント、興味深いです2023/04/27
Masaki Sato
2
大宮のJ1時代を支えた西村卓朗が水戸の強化部長として、育成型クラブとして水戸に選手を出したいといわれるほどのクラブにした挑戦を語る。選手の技術、戦術、フィジカル、メンタルを伸ばすため、社会に溶け込んでいくために、ミッション、ビジョン、バリューを考え抜くというのは、どんな組織にも共通する部分がある。シーズン前にここまで開陳していいのかと思ったが、そもそもの水戸学の発想によるとのことで、懐の深いクラブだ。2023/02/28
なまちゅう
0
前田大然選手をはじめ、水戸をステップアップして活躍する選手が多いイメージだったが、本書を読んでみて偶然ではなかったと感じた。ヒトを育てるための考え、仕組みがワークしていて、育ってても出ててってしまう育成型のクラブとしての立ち位置の中で、クラブ自体も成長していく事と両立していてすごいと感じた。良いスタジアムができると良いと思う。水戸市と変な仲違いが早く解決することを願います。2025/04/07
takosan
0
西村GMのサッカー選手のオフザコート時の取り組みを、社会人として、水戸に在籍している間はMVPを経験させるように力を尽くしてる。 その背景には、現役時代のサッカーだいいちということに疑問を持ったことがスタートだった。2023/08/12
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