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内容説明
ベストセラー『80歳の壁』の和田秀樹氏による「不機嫌のトリセツ」。社会保障も年金もあてにできない老後を生き抜くために最も重要な能力は「人から嫌われない」こと。助けてくれる友人、家族、知人の存在こそが最大のセーフティネット、生きるよすがとなる。私たちの老後の暮らしの質を左右するのは「不機嫌という病」の克服。これこそが、最も優先度の高い「老後の備え」「最強の貯蓄」だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
60
確かに正義を振りかざしてる人は不機嫌な人が多いよね。「正義の反対は適当」ちょっと気が抜けちゃうような答えだけど的を得ている。そりゃそうだ、みんな違うんだから。自分も他人も誰かが絶対正しいわけじゃない。ほんの少しの気の持ちようで機嫌よく暮らせたらいいよね。2023/06/03
テツ
21
ぼく自身は(アホなので)わりと常にうっすらと機嫌の良いタイプなのだけれど、自分の不機嫌さなんていう自分自身が何とかするべき問題を外部に向けてアピールしてしまう方々って本当に多いよな。大体の物事なんて基本的にはどうだっていいことなのに、自らの物差しから少しでも逸脱したら許すことも無視することもできずにイライラカリカリしてしまうメンタルを何とかしなければ幸福になんてなれる筈がない。絶対の正しさなんてないんだということを肝に銘じて、良い意味の適当さを育んでいかないとなあ。自分にも他人にも甘く。大切なこと。2023/06/21
門哉 彗遙
5
「正義の反対は適当」「正義の反対は高田純次」「他人の長所と短所を決めつけない」「絶対的な味方を見つける」「泣きつけることができる人を見つける」「人間ブレて当たり前」「やらないよりはやる」「笑顔」「機嫌の良さとソーシャルキャピタルの豊かさは比例」「他者とのつながりの力が暮らしの幸せ度を左右する」「人生の幸せを左右するのはお金よりもソーシャルキャピタル」「自分に甘く、他者にも甘く生きる」「自分も他者も正しくない」「不機嫌な気持ちは放っておく」2023/04/23
ちい
3
結局、人は一人では生きていけない。 機嫌を悪くしていると、どんどん人が離れていくよ、だからご機嫌で行こう、という話だが、本文では、やや脱線が多かった(そこにまで結びつける?という話が多かった)。 共同体の中でうまく馴染んで、大小はあれど、相互扶助という恩恵が受けられる環境にいた方がうまくいくという話。 個人的に一番心に留めておきたいと思ったのは、p180以降の部分。『基本的には人を否定しない。(続く)2023/09/10