山と溪谷社<br> What's Next? 終わりなき未踏への挑戦

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山と溪谷社
What's Next? 終わりなき未踏への挑戦

  • 著者名:平出和也
  • 価格 ¥1,782(本体¥1,620)
  • 山と溪谷社(2023/02発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635340434

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内容説明

カメット南東壁、シスパーレ北東壁、ラカポシ南壁と、世界のトップクライマーたちが高く評価した登攀を成功させ、山岳カメラマンとして一流の映像を残し続ける平出和也。
その成功の背景には親しい岳友との出会いと別れがあり、死と隣り合わせの生還劇があった。
生涯の目標として掲げたさらなる挑戦を前に、これまでのクライミング人生を振り返る。

主要な登攀記録にはルート図のほかに、掲載されているQRコードから、本文とリンクした映像を見ることができる。
※電子版では、QRコードをタップすると動画サイト(Youtube)へ遷移します

リアルな登攀映像と併せて読むことで、アルパインクライミングの真髄に触れることのできる1冊。

■内容
序章
第1章 競技アスリートから山の世界へ
第2章 山と生活の両立を求めて
第3章 シブリンとカメット
第4章 痛恨のアマ・ダブラム
第5章 別れ、新たなパートナー
第6章 二〇一七年のシスパーレ
第7章 越えてきた山、これからの山
終章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

129
2024/2/3 Amazon Kindle UnlimitedでDL。 2024/2/3〜2/7 日本人最多の三度のピオレドール受賞歴を誇るクライマー、平出和也さんの登山歴を振り返る内容。極限の環境の中、生きて帰ってくる、ということにただただ凄い、の一言。惜しくも北海道で遭難してしまった、長年のパートナーである谷口けいさんに対する想いなども綴られていて感動した。 QRコードで登山中の映像にアクセスできる試みも面白かった。2024/02/08

breguet4194q

123
登頂と断念を繰り返した著者には「挑戦」の2文字が相応しい。著者は、登山界のアカデミー賞とも言われるピオレドール賞(金のピッケル賞)を3度授賞。半生をエッセー風に書かれているので、著者の心情はくみ取りやすく、また頁の各所にQRコードが掲載されているので、現場の空気を感じることができます。よく世間では、エベレストなど8000m級の山を、踏破したかどうかばかりが話題になりますが、クライマーにはクライマーなりの、登り方と充実感があることを知れたのは収穫でした。2023/05/26

けんとまん1007

55
レベルは全く違うが、多少は山を登っているので、あっという間に読んでしまった。クライマーであり、映像カメラマンでもあることの凄さは、想像を絶するものがある。ご本だけでなく、周囲の人、特に、ご家族がどんな思いなのだろう・・と考えてしまう。山に限らないが、その場に行かないとわからないことは、とても多い。五感で感じ取れるもの、眼に見える景色であり、匂いであり、風であり・・。ご冥福をお祈りする。2024/12/26

彼岸花

34
パリ五輪の最中に悲報が飛びこみ、かなりの衝撃を受けた。高い技術力を持つ平出さんと中島さんに何が起きたのか。現実として受け入れられない。生死を彷徨い、指を失っても何故未踏ルートに拘るのか、本書を読み愚問だと知る。実際に行かなければ見られない、山の映像や写真は本当に美しい。こんな世界も存在するのだと、贅沢な時間を味わえた。感謝したい。山と向き合うことが平出さんの生き甲斐そのものであり、誰も否定できない。彼は今も歩み続けているのでしょう。「What's Next?」の言葉通りに。ご冥福をお祈りいたします。2024/09/18

やんちゃジジイ

19
平出和也氏、中島健郎氏のご冥福を祈ります。永久保存書2024/08/19

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