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内容説明
カメット南東壁、シスパーレ北東壁、ラカポシ南壁と、世界のトップクライマーたちが高く評価した登攀を成功させ、山岳カメラマンとして一流の映像を残し続ける平出和也。
その成功の背景には親しい岳友との出会いと別れがあり、死と隣り合わせの生還劇があった。
生涯の目標として掲げたさらなる挑戦を前に、これまでのクライミング人生を振り返る。
主要な登攀記録にはルート図のほかに、掲載されているQRコードから、本文とリンクした映像を見ることができる。
※電子版では、QRコードをタップすると動画サイト(Youtube)へ遷移します
リアルな登攀映像と併せて読むことで、アルパインクライミングの真髄に触れることのできる1冊。
■内容
序章
第1章 競技アスリートから山の世界へ
第2章 山と生活の両立を求めて
第3章 シブリンとカメット
第4章 痛恨のアマ・ダブラム
第5章 別れ、新たなパートナー
第6章 二〇一七年のシスパーレ
第7章 越えてきた山、これからの山
終章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gonta19
130
2024/2/3 Amazon Kindle UnlimitedでDL。 2024/2/3〜2/7 日本人最多の三度のピオレドール受賞歴を誇るクライマー、平出和也さんの登山歴を振り返る内容。極限の環境の中、生きて帰ってくる、ということにただただ凄い、の一言。惜しくも北海道で遭難してしまった、長年のパートナーである谷口けいさんに対する想いなども綴られていて感動した。 QRコードで登山中の映像にアクセスできる試みも面白かった。2024/02/08
breguet4194q
125
登頂と断念を繰り返した著者には「挑戦」の2文字が相応しい。著者は、登山界のアカデミー賞とも言われるピオレドール賞(金のピッケル賞)を3度授賞。半生をエッセー風に書かれているので、著者の心情はくみ取りやすく、また頁の各所にQRコードが掲載されているので、現場の空気を感じることができます。よく世間では、エベレストなど8000m級の山を、踏破したかどうかばかりが話題になりますが、クライマーにはクライマーなりの、登り方と充実感があることを知れたのは収穫でした。2023/05/26
けんとまん1007
58
レベルは全く違うが、多少は山を登っているので、あっという間に読んでしまった。クライマーであり、映像カメラマンでもあることの凄さは、想像を絶するものがある。ご本だけでなく、周囲の人、特に、ご家族がどんな思いなのだろう・・と考えてしまう。山に限らないが、その場に行かないとわからないことは、とても多い。五感で感じ取れるもの、眼に見える景色であり、匂いであり、風であり・・。ご冥福をお祈りする。2024/12/26
やんちゃジジイ
20
平出和也氏、中島健郎氏のご冥福を祈ります。永久保存書2024/08/19
ine
18
平出和也さんは2008年のカメット南東壁登頂でのピオレドール賞授賞の理由を、卓越したテクニックでなく「未知への探求心」を根底とする「登山哲学であった」と言います。彼の功績は記録だけでなく、その哲学が山に馴染みのない人々の記憶にも名を刻んだ事です。平出さんの未知への探求とは「他人にできないことをする」ではなく、「自分らしい挑戦」。それをいつもご自身の基準にしてました。だから登頂半ばで引き返す難しい決断もできる。パートナー中島健郎さんと共に人柄も穏やかで優しい方だったと言います。尊敬できる素晴らしい方でした。2025/07/14




