内容説明
初級者から上級者まで、どんなレベルの撮影者でも、新幹線の撮影を楽しめるヒントに満ちた指南書です。季刊『新幹線EX』で好評連載された「ちょっと上を行く新幹線撮影を目指して」の記事をベースに、理屈で写真を捉えることで、新幹線をより綺麗に、よりかっこよく撮影する方法を徹底解説します。撮影地探しから、光の読み方や流し撮りのコツ、四季を取り入れた絵柄の作り方など、新幹線だけでなく、鉄道をより美しく撮るためのノウハウを凝縮しています。さらに三角関数を用いて確実にギラリを実現する方法や、冬山での撮影で備えておくべき装備など、従来の写真指南書とは角度を変えたアプローチで、新幹線を表現する楽しさを追い求めます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
2
(202207,743.5)素晴らしい。数多くの新幹線の写真集を見てきたが、7類だからこその芸術度高さを思い知ったところです。ベスト撮影地を知るための地図読み、焦点、新幹線と山や花などとの塩梅、光の種類、「ホワイトバランス」というやつ、スピード感(流し撮り)、季節感etc・・・。「コンプリート」まさにその通り!奥が深く、初心者からプロまでという説明にあるように、撮影には不案内(観る専門)の私にも、十分楽しめる一冊。新幹線好き少年(かつてのうちの息子のような)に、「こんな本もあるのだよ」と紹介したいわ🚅2022/08/10