内容説明
約700名の力士がいるなか、十両になれれば成功者と言われる大相撲の世界で、ほぼ頂点を極めた大関。そして、上には目指すべき横綱という地位がある……。大相撲において、大関とはどんな存在か? 大関という高みから見える景色は? そして、その重圧は? 本書では大関経験者23名の人気力士から話をきいた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Carlos
38
現在過去の大関インタビュー集。それぞれの人となりが知れて良かった。2023/06/16
のびすけ
28
古くは清国、旭国、増位山から現役の貴景勝、高安、朝乃山ら23人の大関経験者が、大関までの道のりや苦労を振り返る。読んでてとにかく気になったのは、大関昇進の目安である3場所合計33勝のことを、繰り返し繰り返し「大関昇進基準」とか「大関昇進の規定」と書いていること。まさか当人たちの口から出た言葉とは思えないので、著者が執筆の際に後付けで追加した文言であろう。相撲協会にはそんな基準も規定もなく、マスコミが過去の例から推測する数字に過ぎないことをこの著者は分かってるのか?興ざめ。2023/06/07
Tomomi Yazaki
25
うわー!知ってる大関がたくさんで楽しみ~。大関たちが当時を振り返り、様々な思いを話す。強い大関、巧みな大関、大人気の大関。しかし彼ら大関は、どこまで行っても大関であって、横綱ではない。それでもプライドを持ち続けている元大関たち。でも、平成後期から現在に至るまで、私的には魅力的な大関がいません。ここには出てこなかったけど、私の大好きな北天佑。色白で、その端正な顔つきで、若い女性から人気がありました。今でも、そのころの黄色い声援が思い起こされます。ガンバレ・ガンバレ・ほくてんゆーっ!2023/03/03
ようはん
22
よくここまでの人数にインタビューしたなというぐらい、当時の現役大関及び経験者、存命の元大関の大半のインタビューが掲載されている充実した内容。あの力士とあの力士がアマチュア時代に対戦してたりとか大学高校の同級や先輩後輩とかの人間関係を知れるのも良い。2023/05/17
Yuuki.
13
質問形式のインタビューではなく、それぞれが自由に語っているので、同じ大関経験者のインタビューと言っても話のトピックが人それぞれで、ぶっ続けで読んでも飽きない。恐らく普通のインタビューでは聞く機会が無さそうな話題も色々と出てきて面白かった。特に、自分が現役時代を知っている人達の話はより興味深く読めた。これが『小説推理』に連載されていたというのが不思議。2023/04/23
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