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内容説明
だるさ、疲れ、不安、「聞こえづらくなった」などの聴覚障害、息苦しさを感じることがある、朝起きるのが憂鬱、気がついたら涙が出ている……など、50代後半からあらわれる心身の不調。精神科医が、臨床の現場で見られる「60歳うつ」を考える。人生100年時代になり、今後40年を「どう生きたらいいのかわからない」。これによって、知らない間に精神的に落ち込んでいく人たちがいる。この場合、じつは「栄養が足りていない」ことが多い。先進国の日本が、質的な栄養失調状態であることは、あまり知られていないのではないか。「藤川メソッド」による分子栄養療法を行なうと、向精神薬の服用やカウンセリングよりもずっと早く、驚異的なスピードで症状を改善していく。本書では、各症例と改善の経緯、なぜ藤川メソッドを実践することになったのか、生活習慣と回復後の生き方についても論じる。最終章では、藤川徳美先生と分子栄養療法について行なった対談を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アリーマ
10
鬱や統合失調症などの治療に目覚ましい効果をあげている、藤川メソードの紹介。鬱や統合失調症、また日常の様々な心身の不調は糖質過剰とタンパク質不足、鉄分不足などの質的栄養失調からきていることが多い、という前提のもと、まずはプロテインを飲んで、そこに必要な基本栄養素をサプリメントで足していくスタイル。一時流行ったオーソモレキュラー療法のように高額なサプリメントを買う必要もなく市販品でOK。藤川先生の本よりわかりやすい。ただしタイトルに関わる話はごく一部なのだけが不思議ではある、、★★★★2023/04/15
くらーく
5
先進国の日本が、質的な栄養失調状態で、藤川メソッドによる分子栄養療法を行うと、劇的にうつ病が快癒するとか。 いろんな症例があるけど、それはパスして、第3、4章をメインに読んだ。藤川メソッドは他の本に詳しいようだけど、P.144にちょっとまとめがある。プロテインとフェリチンだそうです。血が出るようなレアステーキが良いのかねえ。 まあ、日光浴や糖質制限も良いようなので、その辺からでも実行しますか。別に今はうつでは無いけれど。予防のためにも。2023/05/03
それでいいのよ
2
たんぱく質と鉄を取る。60歳以降は私的な生き方から公的な生き方へ。これからはロールもでるのない60代以降。そもそも老後というものはない、それぞれがオリジナルの第2の人生を作っていく。そのためには自分はこれをしていく、こうやって生きていくということを決める力必要。1日を一生のように生きる。傷と生きるヒーロー。老いも傷のひとつ2023/06/02
kon
1
定年退職年齢になり、仕事を失い、人間関係が変わり、健康も気になり、うつ状態になっていくということを客観的に知り、 今後の参考にしようと思っていたけど、違う内容だった。 いや関係あるとは思うけど、ちょっと思っていたのと違った。 栄養学がメインの話だった。 タンパク質の大切さ、栄養をしっかり摂ることがいかに大切か分かった。 薬漬けにする精神科医なんかつぶれればいいと思った。2023/09/21
たっちゃん
1
分子栄養療法といううつ治療の新機軸 たんぱく質と鉄分が鍵、食生活で留意したい。 2023/09/30
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