角川春樹事務所<br> 秋麗 東京湾臨海署安積班

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角川春樹事務所
秋麗 東京湾臨海署安積班

  • 著者名:今野敏【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 角川春樹事務所(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758414333

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内容説明

青海三丁目付近の海上で遺体が発見される。身元は、かつて特殊詐欺の出し子として逮捕された戸沢守雄という七十代の男だった。安積たちが特殊詐欺事件との関連を追う中、遺体発見の前日に戸沢と一緒にいた釣り仲間の猪狩修造と和久田紀道に話を聞きに行くと、二人とも何かに怯えた様子だった。何らかの事情を知っていると踏んだ安積たちが再び猪狩と和久田の自宅を訪れるも既に誰もおらず、消息が途絶えてしまう……。「自分が誰からも必要とされなくなる。それでも毅然としていられるかどうか……。それが怖い」(本文より)。 安積が事件の先に見たものとは――。ドラマ化もされた大ベストセラー“安積班シリーズ”熱望の最新刊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

241
読めば読むほど、安積班長にホレちゃうよお。信頼関係·人権尊重などを当然のように語る、真っ直ぐな正義感が素敵ですねえ。青海三丁目付近の海上で発見された高齢者の遺体。殺人犯を捜査する中で見えてくる、老兵の思いにも理解できるところがありましたあ。刑事たちのチームワークに爽快さを感じる、デカ小説の秀作だあ。2023/04/07

starbro

237
今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 “安積班シリーズ”最新作、安定の面白さでした。 警察には、未だセ・パ両リーグが横行してそうです。 http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=68722022/12/30

いつでも母さん

162
安積班シリーズ最新作は久しぶりな感じの長編。これこれ、この感じよね班長。相楽ともう少しあるのかなと思ったが、今回は葛飾署の広田係長がいい味を出していた。それと、やっぱり速水!ラストの2人の会話が好かったが、まだまだ人生の秋を語るには早すぎるよ(汗)水野に相談する山口記者のセクハラ問題を、適度に散りばめていたのは現代社会を反映してる感じがした。2022/12/06

初美マリン

109
同期の速水とのワクワクする連携プレー、新たな広田係長の登場。安積の人柄が前面に出たという作品だった。2023/11/22

ひさか

92
ランティエ2021年9月号〜2022年8月号掲載のものに加筆修正し、2022年11月角川春樹事務所刊。シリーズ15作目。ラストで交機隊の速水が年を重ねた人生を美しい秋に例えていうシーンがタイトルに繋がる。いつものように殺人事件の捜査本部ができて安積班の活躍が始まり、新聞記者のセクハラ問題なんかもあってそれなりに面白い話なのだが、小ネタの連続のようなところがあり、もう少しダイナミックな展開があっても良かったのに…と思います。2022/12/05

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