内容説明
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自分でできる「理想の音に近づけるドライバー調整法とアイディア」
島村楽器で開催されている、「必ず音が良くなる調整会」。自分のギターを持っていくと、島村楽器の凄腕リペアマン、ルシアー駒木さんがその場で調整をしてくれて、より好みに近い音が出るギターに調整してくれる、という催しです。そのルシアー駒木さんが「ギターの音を良くするために自分でできる調整」のために知っておきたいこと、基本となるノウハウなどをお伝えする本です。本書の目標はあくまでも「ギターの音色を自分の好みに寄せていくこと」。ある人には「悪いギターの音」でもある人には「良いギターの音」だったり、音の好みは個人的で千差万別。「絶対に音が良くなる=絶対にあなたの好みの音に近づく」です。そのためギターの音色ではなくギターの演奏性や音程感を向上させる目的の一般的なメインテナンスやノウハウ(ネックの反りやオクターブ調整など)は本書の対象外ですが、ドライバーを使用した著者の技法と音色変化の関係性などを学んだ結果、自分のギターを自分の好みの音色にチューンナップできるようになっていきます。
<コンテンツ>・ギターの「良い音」って一体なんだろう?
・ギターの調整で音が変わる要素とは?
・実際のキ゛ターの調整について
・追加・交換パーツで音色を変える
etc
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左手爆弾
1
重くて硬い物体に張られた弦の振動は長く続く=サスティンが長く、軽くて柔らかい場合はその逆という事実から、ドライバーを使った調整法を提案する。硬い方に近づけると、基音+2倍音が目立つ「音程感のあるクリアな音」になり、軟らかい方に近づけると基音+3倍音が目立つ「温かみのある音」になる。ボディにつけられたネジを締めると硬くなり、弛めると軟らかくなる。これを基本としながら、具体的な調整方法を提案してくれる。2024/01/08
すい🕊️
0
私はギターがどう鳴っているのかという基本的なところもわからなかったので(木材関係ないと思ってました)学びの多い一冊でした。ドライバー一本で音も変わるんですね…2024/01/19