内容説明
700万人を教えたカリスマ講師直伝! お金と時間をかけずに英語力を伸ばすコツ
「英語は早く始めるほどよい?」「英語のシャワーを浴びせるのは効果がある?」…親たちの切実な疑問に対して、全国の小中高生を多数導いてきた著者が本気で答える。小学生のうちはとにかく英語嫌いにさせない、4技能の中では「読む」に注力、中学からは文法重視、など実践的で効果的なアドバイスが満載。激変する英語教育環境の中で英語好きの子どもを育て、お金と時間をかけずに一生モノの英語力を身につけるにはどうしたらよいかを綴った待望の指南書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴえろ
30
英語の学び直しを始め、関氏のTOEIC本も読み、また子どもが小学生のため気になって手に取ってみた。わかりやすく、早期英語教育への反対など一貫した論理展開は強引にも思える点もあるがすがすがしい。4技能のうち「読む力」がすべての土台になるので中学英語で徹底すること。何より親が世間の雑音に惑わされず、マウント取りを回避し子どもの事を第一に考えられるかが大事。2023/05/20
とも
16
関先生が子ども向けの英語学習について説いた本。中高生向けも充実している。英語より大切な学習事項がある。読めないものは聞けない書けない話せない。ふむふむ。2025/04/21
ミキ
4
2024-113:作者と同じく早期英語教育には反対なので、とても納得できた。自分自身が特別な英語教育を受けずして、英語で仕事できているので。英語教育のoverviewとして良い視点が得られたと思います。2024/09/26
Riopapa
3
極めて現実的。小学校ではとにかく英語をこじらせない、4技能神話に振り回されないという意見には賛成。2023/03/07
まめもち
2
幼児、小学生からの英語早期教育には反対の立場とその理由が説かれている。環境、目的、方法は人それぞれだし、「英語よりもセミを追ったり、プラモデルを作った方がいい」という理想的反対論には説得力を感じなかった。後半は受験英語の話題が中心で我田引水、極個人的な教育論エッセイが中心。成功サンプルとして「東大生」や「超有名外資系企業」などが出てくるあたりに著者の「英語学習の成功」の定義が透けて見えてくるようでちょっと萎えた。因みに著者の英文法の参考書等は非常に解りやすく大いに活用させてもらっている。2023/02/19