内容説明
天狗小僧と呼ばれ、どんな物でもその仕組みを見抜くことができた源内。ところが二十五の歳に出会ったオランダ人の操る〈しびれる箱〉だけは解明できずに歳月が過ぎました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風香
8
平賀源内の若い頃から晩年を描いた伝記。 様々なエピソードから、その好奇心の強さやバイタリティに驚かされ、本当に多才な人だったのだなと分かる。 本草学者、発明家、事業家、戯作者、浄瑠璃作者など、肩書きは多岐に渡り、様々な別名も持つ。 参考文献のリストからも史実に基づいて誠実に描かれた本だと思うが、児童書としてはもう少し面白みが欲しい気がする。仕方がないことだが、源内の最期があまりにも残念で悲しい気持ちになってしまった。2022/12/26
読書国の仮住まい
4
幼名は四万吉、お神酒天神を製作、志度の天狗小僧と称される。 長じて白石嘉次郎、後に平賀源内と改名。 量程器に磁針器、寒熱昇降器製作、この時は平賀鳩渓と称する。 日本中からあらゆる出品物を集める物産会を開催。 その記録本『物類品隲』は平賀国倫名義。 草双紙執筆時は風来山人。 浄瑠璃作家としては福内鬼外。 燃えない布火浣布や源内櫛、金唐革紙製品も製作。 解体新書の挿絵画家を仲介。 半生を掛けて壊れたエレキテルの修理を果たすも、見せ物扱い。 行ヒ是レ非常、何ゾ非常二死スルヤ。 功ならず 名ばかり遂げて 年暮れぬ2022/09/07
きみどり
1
読書感想文用。まあ面白く読んだけど、こちらもどういう観点で感想を書けばよいのかよくわからない。平賀源内のチャーミングな人柄は伝わってくるけど、エレキテルのエピソードに終始しているため、逆に視野が狭まるというか、平賀源内の才能や魅力の本当に一部しか伝わらずに残念。2022/07/15
kotaro
1
★★★★★★★★★☆2021/12/07
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