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内容説明
プロ野球選手になるために一番必要なものは、『身長』ではない
指導者と本人の証言から紐解く『成功の秘訣』
「壁の越え方はひとつじゃない」――石川雅規
「体の小ささを言い訳にしない」――美馬学
「自分が決めたことを毎日続けて」――宮﨑敏郎
「この身長だからより一層頑張らないといけない」――小川泰弘
「自分に合った体の使い方を見つける」――宮城大弥
「身長や体重に関係なく活躍できるのが野球の魅力」――平良海馬
「体のサイズがハンデだと思ったことはない」――森友哉
「『体が小さくてもプロで活躍できる』、そんな夢を与えたい」――浅野翔吾
【収録選手】
宮城大弥(オリックス)172cm
美馬学(ロッテ)169cm
森友哉(オリックス)170cm
平良海馬(西武)173cm
宮﨑敏郎(DeNA)172cm
小川泰弘(ヤクルト)171cm
石川雅規(ヤクルト)167cm
浅野翔吾(高松商:巨人2022年ドラフト1位)171cm
<専門家の視点>
発育とパフォーマンスとの関係性
勝亦陽一(東京農業大学准教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吾亦紅
21
オリックスの宮城投手や森友哉捕手、DeNAの宮崎選手、ヤクルトの石川投手や小川投手、西武の平良海馬投手、ロッテの美馬投手など、身長は低いが大成した野球選手のインタビューと、少年時代あるいは高校で彼らを指導したコーチへのインタビューで構成されている。選手たちに共通してるのは、野球がとにかく好きで、誰よりも上手くなりたいと思っていたこと、そして体の小ささを言い訳にしなかったこと。そして彼らを「小さい選手」として型に嵌めなかった指導者達には感謝しかない。2023/04/16
katoyann
18
身長170cm前半くらいのプロ野球選手へのインタビュー集。プロ野球界では身長の低さはハンデと思われがちだが、各々の選手が活躍するためにいかに工夫してきたかが書かれている。まず、低身長だと周囲の期待が薄くなり、スカウトの目に留まりにくいという問題がある。実際、ヤクルトの石川は青山学院大学に進学する際にも初めのうちは評価が低く、甲子園での好投が実り、評価が高くなったという。個人的にはロッテの美馬学投手の考え方に賛成である。つまり、少年のうちは楽しく野球をやるべきで、大人が介在して萎縮させるような風潮は疑問だ。2023/11/07
ta_chanko
14
プロ野球の世界では極めて小柄な(170cm前後)石川・美馬・宮崎・小川・宮城・平・森・浅野の少年時代。共通点は、何よりも野球を楽しみ、伸び伸びとプレーしてきたこと。身長の低さをハンデと考えていないこと。投げ方・打ち方を矯正されたことがないこと。プロに入る強い意志を持っていたこと。など。むしろ小さいからこそ、深く考えたり工夫したりすることができた、あるいは身体を上手に使うことができた、などとと前向きに捉えていることが印象に残った。まさに小さな子どもたちのお手本。子どもだけでなく、大人の自分も参考にしたい。2023/04/23
みなみ
8
身長160センチ台〜171センチくらいまでの、小柄なプロ野球選手のインタビュー本。西武の平良海馬がそんな身長だとは考えたこともなかった。ゴツいからかな。この本に登場する選手は「身長が低いからこそ頑張った」と言い、指導者たちは彼らに「身長がないから◯◯しろ」と言ってくることはなかったという。(ベイスターズの宮﨑のフォームは小学校から完成していたらしい)そしてみんな野球に真剣だ。プロ野球選手になれると思っていなかった時期から本当に野球が大好きでひたすら努力している。良い内容だった。アンリミテッドで読了。2024/12/22
ゴーヤーチャンプルー
7
身体が大きいほうが有利と言われるプロ野球において、身長が低くくても第一線で活躍されている8人の履歴書。大大大好きなオリックス宮城大弥投手も入っていたので即購入。この8人みんなに共通している事は、本当に野球が大好き。そして、少年時代からポジションやフォームやらの強制や型にはめる指導とかもなく伸び伸びとプレーさせてもらえてた事。身長が低いからこその反骨心、努力が人一倍であった事。結果、この身長で良かったとみんなが口を揃えて言っていた。野球のみならず、全てのスポーツ選手と指導者、保護者にも読んでもらいたい。2024/09/02




