内容説明
「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人なり」
松尾芭蕉はなぜ旅に出たのか。
三百年以上たっても、色褪せることのない芭蕉の旅。
芭蕉の身体は亡びたが、芭蕉の魂である言葉は今も時間の中を旅していて、なお永劫の未来へ向かって旅をやめようとはしないのである。ーー立松和平
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
17
【小林書店】【速読】:古典は理解しずらく、難しかった。でも、じっくりと読んだら、古典の世界も面白くなるかもしれません。2023/04/02
フジッコ
4
月日は百代の過客にして行きかふ年も又旅人なり。で始まる有名な作品である。国語の授業で、さわりだけやった記憶があり、これを機に全文読んでみようと思い読み始めたが、旅の途中で先人が詠んだ句の風景のある場所を訪れるも、それが悉く変わってしまっているのを目の当たりにした芭蕉さんがどんな思いだったか、かんかえると切ない気持ちになった。私も奥の細道を訪ねる旅に出てみようかなと思ってページを閉じた。2023/04/13
桐葉
2
本当にすらすら読めた。名句の舞台が手に取るように分かった。立松和平氏の解説もよかった。2023/06/09
秋田の読書会「あなたと推し本」(二代目)
1
読書会にて紹介された本。空き家になる家の玄関に書置き一句をしてきた芭蕉の気持ちに深く広く思いをはせることができます。2024/11/10
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