内容説明
親子はスープの「冷める」距離がいい!? 43年ぶりの同居と別居、そして2度の骨折…人生100年時代、お互い後期高齢者になれば、ままならぬことばかり。それでも、自分らしく、ハッピーに生きるには? 母と娘、それぞれの本音飛び交う爆笑エッセイ
「人生に大満足です!」(97歳・かね子さん)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
41
幾つになってもお洒落心を失わない、友だちを大事にして外へ積極的に出かける。老後のたしなみの最前線をいっているお母様でした。時々薄給とおっしゃっていた公務員のご家庭での、久兵衛でのお寿司や今半の牛肉とあって驚きました。イッセイミヤケを愛用。ゆとりある生活の極意も知りたいと思ってしまいました。生活を楽しむということを実践されてます。ついけち根性が出てしまう自分を反省。お母様も素晴らしいが、娘さんが最高のケアマネさんといっていい。娘さんの老後に、ここまで手助けしてくれる方が現れることを願っています。2023/08/03
カタコッタ
17
松原惇子さんのお母様は同居している主人の母と同年輩です。健康診断ではひとつも異常が無く何でも自分で行う事も似ています。歳の割にはお洒落なところも。超が付く老人に必要なのは日々の幸福感ではなかろうか。私にも幸福感は必要ですけれど。2023/12/28
エル
10
母と娘でも分かり合えないことがある。と、書くとこの母娘は仲が悪そうと思うけど、全然そんなことはなかった。血が繋がっていても理解しあえないことはざらにある。この親子はスープの冷める距離が良かったんだな。自分ひとりで、マイペースに生きることは理想だけど、そのためには周りの協力や友だちがいないと成り立たない。結局おひとり様だろうがなんだろうが、外との繋がりは大事なのだと思わされた。2023/03/26
MOE
8
たまたま見つけた図書館本。NHKで綾瀬はるか主演の、ひとりでしにたいというドラマを放送してる。親や自分の終活などを考えていく話し。今回借りた著者は、お一人様ライフなどの作品が多いのかな?超高齢の母親の実家に一時的に同居させてもらう事になった経緯やお互いの想いなどから、親の終活など。高齢者向けなのか活字も大きめ?実の親子でもお互いの主張や言い分もあり、シングルライフを満喫した者同士の葛藤もあったり。最終的には財力なのかもしれないが、双方の視点は中々面白かった。終活だけではなく、元気の源の参考にもなった。2025/07/27
めえめえ
8
母娘2人とも後期高齢者。その母の介護の話。ここの家庭は個人主義で家族それぞれ依存性が無い。離れて暮らした方が優しくいられるのも分かります。そしてかねこさんの独特なファッションセンスは今住んでいる田舎の高齢女性には考えられません。いくらボケていなくても施設に入った方がお互いにいい場合もある。私も無駄遣いしないで施設に入るお金を貯めておかなければならないかも。2023/07/19
-
- 電子書籍
- 30歳になったら結婚しよって言ったよな…
-
- 電子書籍
- 九条社長は秘書の私をお世話したい~オト…
-
- 電子書籍
- 悪女の恋人は主人公様【タテヨミ】第10…
-
- 電子書籍
- 【デジタル限定】関根優那写真集「吐息が…
-
- 電子書籍
- 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追…