内容説明
2022年度の大学3大駅伝で駒澤大学が3冠を達成!有終の美を飾った名監督の、指導方法の集大成。かつて“平成の常勝軍団”と言われた駒澤大学陸上競技部。その栄光は過去のものとなるのか――。「もはや今までのやり方は通用しない」。時代の流れを感じ、新たな指導方法を模索していた大八木監督は、選手との接し方を変え、再び強いチームをつくった。厳しい指導が代名詞ともなっていた監督は、令和の時代になり、何をどのように変えたのか。伸び悩む組織を運営する管理職やリーダーに向けて、その指導方法を紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読書は人生を明るく照らす灯り
13
心の強さと継続力が大切。怪我しない体づくりも大切ですね。2024/11/07
みなみ
10
また箱根駅伝もの。3冠達成の駒澤大学の大八木監督の著書。氏は既に60を超えているが、駒澤大学が箱根駅伝で勝てなくなったことから指導方針を変えていく。といっても奇抜なものではなく、選手を褒める、自主性を尊重する、自分で考えさせる、選手が自分の言葉で語れるように導くといった内容。他のスポーツチームでも聞く言葉だ。しかし、頑固親父みたいな時代の大八木監督が自分を変えて若い世代に合わせるのはなかなか困難だろう。人間は何歳でも変わりうると勇気づけられる。意識の高い選手、低い選手の話もあり、強豪校にもこの問題はある…2023/02/25
parmigiano
8
大学駅伝ファンなら知っている『男だろっ!!』運営管理車からの檄。あの言葉にはちゃんと意図と意味がある。シーズン大学駅伝3冠もあり、大八木監督の事が知りたくて手に取る。苦手なタイプの指導者かと思いきや、真逆。これほどまで情熱のある人間味がある人だったとはと何故か嬉しくなる始末。 勿論マネジメントに論に通じ役に立つ内容しか書いていない。間違いなくリスペクト本☝️ これを読んでしまったら応援したくなるじゃん💦 kindle 32023/03/03
snow peak
5
2008年に箱根駅伝で優勝して以来、13年振りに優勝されたあとに書かれた本。一度、箱根駅伝のシード落ちをしてから、ご自身の考え方、指導法を変えて、監督自身またチームが変わったというお話でした。色々響く言葉はありましたが、一番印象に残った言葉は、【人生には成功と失敗があるのではなく、成功と成長があるだけだ】という言葉。とても良い言葉だと思いました。2024/03/08
松宇正一
5
エースの田澤廉選手やオリンピック代表中村匠吾選手、そして次期監督の藤田敦史ヘッドコーチや奥様で寮母の京子さんなど有名どころの登場によって話が具体的で楽しく読めるのもさることながら、駒大生の胸に刺さる人たちが出てきて胸がいっぱい。優勝から遠ざかっていた13年、シード落ちから5年後の三冠。蘇った常勝軍団の最大の武器は、情熱と変化。中でも監督自身の変化がとてつもなく大きい。自分を変え、選手を変え、チームを変えた大八木監督の指導者としての心と行動がこれでもかと詰め込まれた隙のない名著。文句なし★★★★★つです。2023/02/02
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