日本経済新聞出版<br> 日本のリーダー達へ 私の履歴書

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日本経済新聞出版
日本のリーダー達へ 私の履歴書

  • 著者名:葛西敬之【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2023/02発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296117246

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内容説明

混迷の時代を迎える日本。日本社会の危機脱却のヒントがここに。
将来を担う日本のリーダー達、必読の一冊。

戦後最大の改革とも言われた国鉄改革。日本が世界に誇る東海道新幹線。そして新たな日本の未来を拓くリニア中央新幹線――。そこには日本の平和と発展のためにその生涯を捧げた稀代のリーダーの存在があった。

本書は、不可能と言われた「国鉄分割民営化」を実現し、28年間にわたりJR東海の代表取締役を務め、2022年5月25日に死去した筆者・葛西敬之氏の生涯を、「私の履歴書」(日本経済新聞朝刊連載)と「あすへの話題」(日本経済新聞夕刊連載)を軸に振り返る。

筆者は経営者でありながら国家公安委員会、教育再生会議、安保法制懇、宇宙政策委員会などで様々な公職も務めた。また常に時代の先を見通し、現在、顕在化している安全保障などの諸問題について、早くから警鐘を鳴らし、対処してきた。

こうした幅広い活動についても、生前に深い親交のあった杉田和博氏(元内閣官房副長官)、櫻井よしこ氏(ジャーナリスト)、屋山太郎氏(政治評論家)、松井孝典氏(千葉工業大学学長)による追悼文を通じて紹介。安倍晋三元総理の“盟友”としても知られる筆者のスケールの大きさと深みが、各界の知識人たちにより明かされる。

加えて、筆者のこれまでの発言をコラム形式で掲載。「真のリーダーに求められるものは何か」について、筆者の功績の裏側にある大局的かつ長期的な思考、そしてそれを実行するための戦略、行動様式まで浮き彫りにする。

既存の枠に捉われず、自らの信念に基づき行動しつづけた筆者から、日本のリーダー達へ贈る最後のメッセージ。

目次

はじめに

I 私の履歴書

II あすへの話題

III 追悼文

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

confusion_regret_temptation

33
とても良い本でした。葛西氏の清廉で実直、勤勉で剛腕な知識人でおられた様子がとてもよく理解できた。氏の著書はこれから読んでいきたい。第二部最終稿、"黄河の水"で記されていたような21世紀になっているとは残念ながら思えないが、このような先人が必死に築き上げてきたこの国を何とか守っていくべく、自分にも出来ることを探していかなければいけないと思った。2023/07/25

Ray

8
日本経済新聞朝刊連載の「私の履歴書」と日本経済新聞夕刊連載の「あすへの話題」を軸に氏の生涯を振り返った書。 ◎この世は無常である。だからこそ、その瞬間その瞬間、与えられた場所で、自分が正しいと信じることを一生懸命やる しかない。 有限の戦力で最大の効果を上げるためには「主動、集中、速行」を心掛けるべきです。 2023/08/31

あつ子🐈‍⬛

6
「覚悟を決めてやりたまえ。国家は君たちを見捨てるようなことはしない」2025/04/02

あべし

3
 リーダーとは、学び、考え、実行する人間である。この本を読んでそのように思った。この3つが揃ってこそ、「リーダー」である。どれかが欠けてもいけないのだ。何か、物事を成し遂げるためには、 ①有耶無耶な部分を明確にすること。 ②疑問に思うことをコミュニケーションを通して解決して行くこと ③周りが敵になったとしても、自分の信じる道を貫き通すこと であると思う。  決して高圧的な態度で望むのではない。目指すべき方向性がはっきりしていれば、自然と周りはプレッシャーを覚える。この方から誠実を貫く大切さを学んだ。2023/11/04

ちいすけ

2
生前にそのご活躍に触れる機会がなかったことが残念。考え・文章が明晰。氏の紹介していた書籍も読んでみようと思った。安倍元総理との関係、はからずもこの2氏がほぼ同じ時期にこの世を去った。2023/07/20

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