内容説明
日本人の数学アレルギーはきわめて深刻である。本書は博覧強記で知られる筆者が、古今東西の逸話を交えつつ、数式を使わずに面白く数学の本質を解説する。
目次
はじめに
Chapter1 数学の論理の源泉──古代宗教から生まれた数学の論理
Chapter2 数学は何のために学ぶのか──論理とは神への論争の技術なり
Chapter3 数学と近代資本主義──数学の論理から資本主義は育った
Chapter4 証明の技術──背理法・帰納法・必要十分条件・対偶の徹底解明
Chapter5 数学と経済学──経済理論を貫く数学の論理