コミックエッセイ<br> 赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる

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コミックエッセイ
赤い隣人~小さな泣き声が聞こえる

  • 著者名:野原広子【著者】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • KADOKAWA(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046801456

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内容説明

小さな息子を連れて、新しい街に引っ越してきた希(のぞみ)。
隣に住む「理想的な家庭」の主婦、千夏(ちか)と家族ぐるみで仲良くなるが、
じわじわと千夏への違和感を感じていく。
おかしいのは私のほう?それとも千夏のほう?

幸せな家族に見えても、心の黒い穴は埋められない。

『消えたママ友』『今朝もあの子の夢を見た』『人生最大の失敗』を描いた
イヤミス・コミックエッセイの第一人者、野原広子最新作、
雑誌レタスクラブ連載に加え描き下ろし64ページオールカラーで構成。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

55
【あの方、とても良い方よ】さすが、イヤミス・コミックエッセイの第一人者! ざわざわが止まらない。保育園児の息子・ケンちゃんを連れ新しい街に引っ越してきた希は、シングルママらしい。隣家に住むモモちゃんのママ・千夏と仲良くなるが、彼女は完璧主義者で……。アパート2階に入居し、ケンちゃんが玄関外で蛙を見つけ、「ここに住んでいるのかな?よろしくねカエルくん」と言ったり、置いたばかりで、まだ何も入っていない冷蔵庫を開け、「このれいぞうこは、あけっぱなしでもピーピーいわない、いいれいぞうこだね」など言うシーンが絶妙。2023/12/09

ニッポニア

55
しっかりと面白く、不穏です。結局悪い人なんて、誰もいなくて、みんながみんな自分の欲望や願望に傾いただけなのに、という現実をよく表現しています。野原さん、確固たる地位をしっかりと築いています。この運命の風に抗えるものがいるのだろうか、いや、いない。2023/09/09

読書のーと

35
モラハラ夫から逃げ出して、幼い息子と2人で暮らすことを決めた主人公・小出希。 新しく引っ越した先のお隣さんの主婦・長谷川千夏と息子と同い年のその娘と仲良しに。 しかし、真夜中に泣き声が聞こえてきたり、徐々にお隣さんに違和感を覚えていくー。 確かに隣近所にどんな人が住んでいるのか意外と知らないし、仲良くなったらなったで、良好な関係性を保つのも大変だと思う💦 漫画になっているから読みやすいけど、ストーリーとしては普通かなぁ…💦 それにしても、最後に出てくるよっちゃんママ怖い…😱 階下に住むおばさんも…うーん😅2023/09/05

くさてる

17
息子を連れてアパートに越してきた主人公。親しくなったママ友との関係、近所の目。すこしずつ明らかになっていく背景が、やがて、よくあるような真相にたどりついてめでたしめでたし……となったところでそれで終わらなかった。タイトルの意味が分かって、なんというか、ぞっとした。田辺聖子「ここだけの女の話」を連想しました。2023/08/03

marumo

13
新刊が出るとつい読んでしまう野原広子のマンガ。完璧主義の千夏と、モラハラ夫から子連れで逃げてきた希。相変わらずママ友同士の不穏な関係がテーマ。希がまたまた、ハッキリしないイライラさせられる性格で、もう毎回こういうタイプが出てくるなあ、と。よほど思い入れがあるのでしょう。一応風呂敷は畳んでみるものの、ポロポロ片付いてない問題がチラ見えするのも毎度のパターンかな。予想外のことが何もなく(希が本当は1番ヒドイ女だった…風に思えたあたりは期待しちゃた)悪くはないけど少し飽きました。2023/05/21

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