内容説明
東京の資産家の女性が、自宅に押し入った強盗に刺殺された。十津川警部は、半年前に結婚したばかりの年下の夫・中西遼を疑う。彼には、過去にも年上の前妻の不審な交通事故死により、10億円の遺産を受け取った過去があった。中西は犯行を否認したまま、状況証拠のみで逮捕される。だが、犯行当日の伊豆急「リゾート21」車内を精緻に描いた絵に中西らしき人物がいて……。十津川警部が鉄道乗車の鉄壁アリバイ崩しに挑む長編旅情ミステリー。
目次
第一章 サバン
第二章 絵のなかの男
第三章 公判開始
第四章 勝敗を分けるカギ
第五章 コネクション
第六章 面接試験
第七章 最後の証人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aaboo
1
犯人のアリバイをくずしていく話。面白かった。2024/02/12
あきさん
0
十津川警部の推理通りにストーリーが展開していくといういつものパターン。中西の代わりとなった北島が秋田の湯治場にいると推理するひらめきはさすが。2024/03/10
