構築された仏教思想 法蔵

著者名：吉津宜英【著】

佼成出版社（2023/02発売）

• ISBN：9784333024742

内容説明

釈尊が説いた縁起説「AがあるときBがある」という枠組みから、大乗経典『華厳経』を土台として「一即一切・一切即一」という法界縁起がどのように形成されていったのか?
華厳学研究の泰斗が、中国仏教において天台教学と双璧をなす華厳教学について紹介するとともに、その大成者として過大に評価されがちな法蔵(643-712)の思想的実像に迫る。
また、華厳思想が現代の日本仏教にも地下水脈のように流れていることも論証する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[snow]

華厳経を学びたくて読んでみましたが、早すぎました。学問的に仏教を学んでいる方向けの本かな。

2024/02/04