内容説明
「お釈迦さまの言葉に最も近い経典」と言われるパーリ語のダンマパダ――日本では「法句経」として知られている経典をもとに、スリランカ仏教界の長老が上座仏教のエッセンスを語った説法集です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百栗豆茶
3
ダンマパダ解説本。スマナサーラ長老の説話がとても分かり易い。「戦って勝つことが、幸福への道ではありません。戦いに挑んでも、勝つ人は一人もいないのです。誰かに勝つ必要もないし、誰かに負ける必要もないのです。一等になった人は、勝ったのではありません。それは、自分の能力を発揮したのです。最下位の人も負けたのではありません。自分の能力を発揮したのです」「人生というものは瞬間の連続です。その瞬間が終わったら、終わったことにはこだわらず、また、次の瞬間のことにチャレンジするのです」。良書だと思います。2022/02/15
in medio tutissimus ibis.
1
簡単に書いてあるがこれ、それぞれ非常に高度なのでは……。真剣に取り組めば、一日一話どころか一年一話ぐらいのペースが見込まれます。読んで頭に入れるだけなら、本当にスルスル入ってくるんですけどね。そこら辺はひっくるめて、スリランカに腰を据えてオリジナルに近い修行実戦形式を守った上座部仏教とすそ野を広げた結果偉業と煩雑さを携えて日本に来た大乗仏教の差異の表れかもしれませんが。2017/01/25
やまえつ
1
法句経(ダンマパダ)の中から50の偈を選んでその内容に沿った説法を載せたもの非常にためになる説法ばかりで何度も読み返したくなる。お薦めだ。2009/12/26
0422
0
いい2013/03/17
ひろつそ
0
もう仏教の教えの讀み物はスマナサーラ長老のを定期的に讀んでればいいような氣がする。2011/08/22