文芸社文庫<br> マインドエラー

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文芸社文庫
マインドエラー

  • 著者名:永山千紗
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 文芸社(2023/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784286280165

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内容説明

章敬は春から通うはずだった大学のキャンパスを東日本大震災で失い、怠惰な日々を送っていた。そんなある日、声をかけてきたのは近所の幼馴染、果瑠。美容専門学校に通っているという果瑠は、死への願望を冗談めいて話す。数日後、彼女は自宅の屋根裏部屋で無残な遺体となって発見された。直前、章敬のバイト先で妙なDVDを借りていた果瑠。その死は自らの意思なのか、殺人なのかーー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

akiᵕ̈

30
タイトル、帯からのハードルが高すぎたか。序章は良かった。期待して読み進んだけど途中で、あれ?これってどんな物語なんだっけ?とダラダラと続く話に気持ちは失速。後半になりやっと、レンタルビデオ屋でバイトしている大学生の章敬の近所に住む幼馴染が遺体で発見された辺りから、ようやくその真相に迫っていくも、驚く展開ではなく、序章の伏線回収も想像がつき呆気ない結末へ。投げかけるものが薄い印象となってしまっていて、勿体無いなさを感じてしまった。2023/03/09

sheemer

14
成り行きで読んだ、といったらいいのか。なにかで引っかけて読んだ。ミステリーって、読み始めると読み終わらないとなにかすっきりしない、というか、それで読んでしまう・しまわざるを得ないところがある。でなにかが残ればいいのだが、ただ「謎解きでした」というだけのものもある。そういう時は、すこしつらい。2024/03/05

うぇい

10
マイナーな版元だし、まだかなりマイナーな作品だと思うけど、結構面白かったです。一人称で書かれていてDVDレンタルでアルバイトする大学生の主人公に共感できるように思いました。2023/12/20

まさみ

8
☆☆☆2023/04/17

あーや

6
切ない余韻を残す物語だった。ミステリーとはちょっと違うけど、殺人事件を解決していくっていう意味では広くミステリーなのかな。東日本大震災で、直接は被災してなくてもこんなふうに人生を狂わされた人たちってたくさんいるんだろうなと感じる。2023/04/23

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