スイス人が教えてくれた「がらくた」ではなく「ヴィンテージ」になれる生き方

著者名：多根幹雄

主婦の友社（書籍）（2023/02発売）

• ISBN：9784074146413

内容説明

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なぜスイス人のほうが日本人より豊かなのか？　スイスで活躍した著者が伝える人生の本当の豊かさが手に入るスイス流の生き方。

■将来に不安を感じている読者へ、スイス流の「自立」と「時間を味方にする生き方」を紹介。
■お金や資産の豊かさはもちろん、人生における本当の豊かさを目指して、「がらくた」ではなく「ヴィンテージ」になれる秘密をスイス人の生き方から探る。
■スイス人のようにゆったりとかつ自立した生き方をすることで、本当に豊かな人生を味わえることを提案する生き方ガイドブック。

■＜内容例＞
はじめに　日本人より、ずっと豊かなスイス人
第１章　必要なものにだけお金をかける暮らし方（節約編）
第２章　消費は少なく、投資を多く（時間とともに良くなる編）
第３章　自立して豊かになる知恵（自立編）
第４章　実はとても貧しかったスイス人　（歴史編）
第５章「がらくた」ではなく「ヴィンテージ」になろう（気づき、応用編）
おわりに　本当に豊かで幸せな人生を送るには


多根 幹雄（タネミキオ）：クローバー・アセットマネジメント代表取締役社長、株式会社三城ホールディングス　代表取締役副社長。１９５９年兵庫県生まれ、慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了。１９９９年～２００７年ジュネーブを拠点にスイス子会社ＰＡＲＩＳ　ＭＩＫＩ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＳＡの執行責任者兼運用責任者として主にグループの資金運用を行う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

やっとスイスについてのこのような実体の細かなことを書きしてくれる本に出合いました。私は昔スイスに住んだことがあり、いつもイメージ先行のスイスの書き方には不満を持っていました。ただ単なる観光地だけとの見方が多いのですが実際の国民がどのようなことをしているのか、永世中立というのはいかにコストがかかるけれどそれをやり遂げているスイスの人びとの生活を記してくれています。

2016/08/07

[５ よういち]

日本人とスイス人は、マジメで忍耐強くて仕事が緻密という点で似ているが、日本人よりもスイス人のほうがより豊かに暮らしているという。そのスイス人の知恵を学ぶ◆年数が経ったときに『がらくた』になるか『ヴィンテージ』になるかは、ホンモノであるかどうかに掛かっている。『自立』してこそホンモノを見極められるようになるというもの。◆日本人は何か問題があれば『政府が悪い』と考える。自分たちで解決する前に行政に頼る。結果、1000兆円の借金を産んだ。◆人生で大切なものをしっかり判断し、効果的にお金を使い、豊かに暮らす。

2020/03/28

[はるき]

　質実剛健なお国柄のスイス。ハイジのイメージしかないのでちょっと意外でした。資源が乏しく人口も少ないけど、何気にすんごい豊かな国。日本が真似したい所が沢山ありました。

2021/05/11

[ヨータン]

スイス人ってこんなにも堅実で地味とは知りませんでした。日本が学ばなければならない点もたくさんありますが、無駄なことが好きな私にはスイス人のような生活はできないなと思いました。

2017/12/19

[Humbaba]

自分だけが幸福になるのではなくて、集団が幸福になる。そのためには自分が少し損をするかもしれないが社会全体のことを考えてそれを許容する。善人がそうやって行動するからこそ、集団としては最適な判断が可能になる。一度社会ができあがってしまうとそれを変えるのは難しいが、少しずつ変えていけば決して不可能ではない。

2016/08/26