内容説明
戦国最後の勝者、徳川家康。小領主からのし上がった
その道のりは苦難の連続であった。領内の一揆、武田信玄の
来襲、本能寺の変後の大坂からの脱出等の様々な危機は、主君
に忠実な家臣達なしには乗り越えられなかった。石川数正、
酒井忠次、本多忠勝ら、時代の荒波の中を共に駆け抜けてき
た多士済々な三河家臣団。家康と彼らの激動の日々を、男達
の深い絆を軸に描いた傑作長編小説。◆文庫書き下ろし◆
目次
人質 桶挾間 清洲同盟 三河一揆 遠江統一 姉川 三方ヶ原 長篠 信康自刃 武田滅亡 伊賀越え 天正壬午の乱 小牧長久手 数正出奔 小田原陣 和解 秀吉の死 関ヶ原
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベローチェのひととき
9
今年の大河ドラマは「どうする家康」。2回観たところで、家康については信長や秀吉に比べてあまり知らないと思い、本屋で目についた本書を読んでみた。幼少の人質時代から関ヶ原で優勢となったところまで描かれている。織田勢に加担している時以外は、当初は三河統一、以降は武田、北条との駆け引きで費やしたことが分かった。ところで大河ドラマで石川数正役の松重さんが出てくると、どうしても頭の中で「孤独のグルメ」のゴロ〜のフレーズが鳴り響いてしまう（笑）2023/01/29
Go Extreme
1
三河武士： 徳川家康 石川数正 酒井忠次 本多忠勝 榊原康政 井伊直政 大久保忠世 島居元忠 大須賀康高 服部半蔵 本多重次 蜂屋貞次 本多正信 松平信康 人質 桶挾間 清洲同盟 三河一揆 遠江統一 姉川 三方ヶ原 長篠 信康自刃 武田滅亡 伊賀越え 天正壬午の乱 小牧長久手 数正出奔 小田原陣 和解 秀吉の死 関ヶ原2024/09/25
