ウクライナに行ってきました ロシア周辺国をめぐる旅

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ウクライナに行ってきました ロシア周辺国をめぐる旅

  • 著者名:嵐よういち【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 彩図社(2023/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801306455

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内容説明

「ウ~ ウ~ ウ~」
耳元でなにか大きな音がする。時刻は夜中の2時で、俺は移動の疲れから2時間前にベッドに崩れ落ちていた。
うるさいな、なんだよと思うものの、連日の移動で今自分がどこにいるかさえわからなくなっている。最初は高校野球の甲子園で鳴るサイレンに聞こえた音が、しだいに不快な警告音に感じられた。これは只事じゃないと反射的に飛び起きて窓を開ける。向かいのマンションの灯りがつき、ホテルのスタッフが現地語でなにか宿泊客に叫んでいる。
そうだ。今、俺は戦時下のウクライナのリビウにいるのだ。鳴りやまない音は、初めて生で聴く空襲警報だった。(「まえがき」より)

ウクライナ侵攻から約半年後のウクライナ、そしてロシア周辺国をめぐる、旅行作家・嵐よういちの最新作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソバージュ

9
図書館本。コロナ後の旅行記。ウクライナの現状を知りたい方は物足なさを感じたり落胆されるかもしれないが、私は興味あるウクライナ周辺国、モルドバやルーマニアなどの情報や旅のスリル・楽しさを得られ、現在隣県にも出かけられない状況で旅に飢えているので、誠に有意義な時を過ごせました。著者は初読でしたが現実逃避には最適だと他書も読みたいと思います。2023/04/23

ちゃーりー

4
タイトルがややあざとい。副題どおり。➀ウクライナ、②ハンガリー、③沿ドニエストル・モルドバ共和国、④モルドバ、⑤ポーランド、⑥ルーマニア、⑦ブルガリア、⑧ラトビア、そして⑨リトアニアをめぐる旅行記。「俺が、、、」という文体は、あまり好きではありませんが、道中記として気楽に読むには役立っています。これら国々での博物館めぐりが、ロシアに対する国家観、国民感情を知り得るようで、興味深かったです。2023/04/08

むさみか

3
タイトルは ばーんとウクライナですけど 周辺諸国のほうが 沢山ページがかけられてます 内容には不満はないですけど ウクライナメインでは ないかな でも周辺の状況とか ウクライナへの考え方とか 避難した人に 話を聞いているから 興味深いですよ 但し 著者はジャーナリストではないので 危険地帯にいくわけではないです ほぼ観光として 入国している と言う感じですので 今まさに 私たちが入国したら こんな感じなのかな というのが分かります2023/04/13

しょうた

2
ウクライナ以外に他の東欧諸国や、沿ドニエストル等のややこしいところにも著者は訪れた旅行記。 ウクライナ西側のリビウはロシアとの戦地から離れて、ポーランドにも近いこともあって、警報は鳴り響くがそこまで切羽した雰囲気は伝わってこない。更にルーマニアから南ウクライナの田舎町にも日帰りで著者は訪れているが、戦場の国といった印象はまったくなく、旅行者も見受けられる雰囲気があって、ウクライナの中でも場所によって全然違う内情になってることを知れた。2023/08/13

funkypunkyempty

0
★★★☆2023/07/01

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