法蔵館文庫<br> 現代語訳 南海寄帰内法伝―七世紀インド仏教僧伽の日常生活―

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法蔵館文庫
現代語訳 南海寄帰内法伝―七世紀インド仏教僧伽の日常生活―

  • 著者名:義浄【撰】/宮林昭彦【訳】/加藤栄司【訳】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 法藏館(2023/01発売)
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  • ISBN:9784831826435

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内容説明

8世紀のインドの僧侶は何を食べ、どんな日常を送っていたのか。インドに留学した唐の僧・義浄が、当時の中国と比較しながら書き留めた戒律の第一級資料。原著は鈴木学術財団特別賞受賞した名著。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

12
玄奘、法顕と並ぶ中国の留学僧義浄のインド、東南アジア体験記だが、「中国ときたら~」と今で言う「出羽守」のような言動が目立つ。現地の風習を紹介するというより中国仏教の批判を主眼とした書で、紹介される風習も仏教寺院でのものが大半。そこらへんの事情は巻末の解題で解説されている通りである。しかし中国でそうした風習が改変された事情に納得できるものもありそうなだけに、解題に言及されているようにこの書を読んだ中国の仏僧の反応や評価が気になるところである。2022/12/08

tokumei17794691

1
・7世紀のインド留学記とのことで購入。仏教の戒律の部分はよく分からぬが、インドの貴重な見聞録である。・焼身供養、あやしい薬の服用に「反対」には同意できるものの、やたらと中国仏教を批判する姿勢には、敵を作らなかったのか? また、留学帰りの「留学先至上主義」の自国批判はいつの時代でも、どこの国にもいるものだ。・訳者宮林氏が「解題に代えて」でフィードワークの重要性を強調していたが、図版なしでは衣の形、室内のしつらえ、食事などの作法が想像つかぬ。唐代中国人も、文章だけでどこまで想像し得たのか? 2025/03/06

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