内容説明
春爛漫 桜の名所・飛鳥山で
お江戸と京のお茶対決!?
人情満開!
〈眠り〉と心に効く
しみじみ時代小説!
桜の宴の目玉イベントは
京とお江戸のお茶対決!?
今年も飛鳥山に花見の季節がやってきた。滝野川の高級料亭・桜屋で奉公修業を始めることになった茶問屋の娘・藍(あい)。慣れない女中仕事に四苦八苦するかたわら、店を盛り上げる桜の宴の催しを考えるよう、やり手商売人の万屋(よろずや)一心(いっしん)から命じられる。そんななか、朝寝坊する御用聞きや占い師など、眠れない悩みを抱える人々が次々と店に現れて……。
目次
第一章 宵っ張りの友
第二章 朝寝坊の御用聞き
第三章 ふくよかな占い師
第四章 花見の茶
眠りのうんちくも!――「ぐっすり覚え帖」
その壱 眠りに効く食事とは
その弐 朝型と夜型、あなたはどっち?
その参 夢の中で未来が視える?
その肆 一味違う、宇治茶の魅力!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
81
シリーズ第3弾。<ねう>はやっぱり不思議な猫だ。触っただけで不眠症だった人が居眠りを始める。こんな猫がいたら招き猫ならぬ眠り猫としてひと稼ぎできそうだな(お前もワルよのぉ)。いやいや、これはそんな不埒な作品ではないのだ。お茶問屋の娘・藍は江戸でも有名な京料理の料亭の女将の元で女中仕事をする羽目に。桜の下で催す宴の折りに京と江戸のお茶の飲み比べをしたいとの要望が。料理対決の話はよくあるが、お茶の対決はあまり読んだことがないので興味深い。宇治の万福寺・長海和尚の話が得難く、一期一会が胸に響く。春眠暁を覚えず。2023/03/12
小梅さん。
16
お藍ちゃん、頑張ってるね。ねうは、今回も大活躍♪ 初めての奉公は、何もかもが大変なことの連続だよね。 そんな中、お友達もできて微笑ましい。 (本当に猫と話せるならすごく羨ましいぞ。) 女将が過去に手放した娘のお里の一件も、たぶん、なんとか落着。よかった、よかった。 闘茶の顛末、どきどき、わくわく、素晴らしかった。 お藍ちゃんのお茶、すごいアイディアだわ。 長海和尚、できぶつだ。なんか、ファンになっちゃった。 また登場してほしい。 さて、続きはいつかなー。2023/03/02
恋空
10
今回もサクサク読了🍵醤油茶?気になります😉第4弾も楽しみです📕2024/07/13
HaruNuevo
9
安心するのよ、このシリーズは。派手な事件、剣戟、謎解きがあるわけでなく、眠りの問題を抱える江戸の市井の人々の悩みを、ほんのちょっとしたことで解決していくというパターンの軸に、主人公の成長であったり、主人公の兄の秘密であったりが絡み合って、そこをうまくまとめるのが、ねこ。ねこは世界を救う。そして、根っからの悪人が出てこないのが、この安心感の根っこにあるんだよな。2023/05/26
やぎママ
5
職場の同僚が貸してくれた本~シリーズものは知らず、初読みでしたが、すんなり読めました~眠りに悩みを持つ現代人は多いけれど、きっと江戸時代もそうだったに違いないね~そんなときぐっすり庵のような場所があったらどんなにかありがたいことでしょう~茶問屋千寿園の娘、藍の健気で、一生懸命な姿には誰もが応援したくなること間違いなし~京料理の料亭で奉公しながら、京とお江戸のお茶対決に知恵をしぼる姿がまた愛らしい~猫の「ねう」を抱いてみたーい!2023/04/06




