小学館新書<br> 英語と中国語 10年後の勝者は(小学館新書)

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小学館新書
英語と中国語 10年後の勝者は(小学館新書)

  • 著者名:五味洋治【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 小学館(2023/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254415

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内容説明

私たちが知らない、言語の覇権争い!

国際情勢のさまざまな局面で主導権を争うアメリカと中国。
一方、言葉の世界でも
それぞれの母国語である英語と中国語が、
熾烈な戦いを続けていることは、あまり知られてはいない。
 
両国内のみならず、
ヨーロッパ、アジア、アフリカなどを舞台に
繰り広げられているその争いに、
現代の日本人はどう対処すべきなのだろうか?

著名な国際ジャーナリストの筆者が、
膨大なデータと綿密な取材を駆使して、
10年後の言語の覇権の行方を、
大胆に予測する。

(底本 2023年2月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hatann

11
米中覇権争いを言語面から紐解くものだが、個々のエピソードが面白い。中国でも英語学習欲は高いが、文化が汚染されるとの批判も多い。外国における中国語教育の広がりは、西側諸国に警戒される。アフリカでは英語よりも中国語が人気。フィリピンでは小学校から英語で教育され、国民の英語力も高いが、読解力などリテラシーは伸び悩む。日本語を話せる外国人は収入のためではなく、単純に日本が好きで勉強した。日本の英語力は世界でも最低レベルであり、全くできない人が3割に達する。結論、英語も中国語も話せると視野が広がる。そりゃそうだ。2023/04/02

ちんれん

5
なんともモヤモヤする内容。結論は今後の子供は両方やらんといかんと言う事。社会人の自分の英語・中国語勉強には役に立つ情報はなかった。知らない情報はもちろんたくさんあったが大枠は他の中国ウォッチャーの書き方と同じだった。テキストなど指導方法の充実した中国企業の英語学習塾は、中国人の奥さんがいる筆者ではないと普通の日本人には利用難しい。そもそも円安で元払いは安くはない。更にその企業自体も中国政府の規制強化で教育事業を縮小して業種を変えようとしているとの事でこの本で紹介されても今後の参考にはならなさそうな話だった2023/02/14

向山 彰彦

3
中国語流行りそうなだあアフリカで2023/02/25

Masa

3
外国に中国語を広める組織「孔子学院」、アフリカや南米を中心に大増殖中、気持ちわる。中国語は50年後にはアフリカの公用語になる、なんて言われてるみたいだけど何故英語が世界の公用語なっているかって簡単だからじゃないのかな。もちろんパクス•ブリタニカやパクス・アメリカーナの影響もあるかも知れないけど、意思疎通の道具としての英語は簡単だから話者が増えているのだと思う。アフリカ人が学ぶには中国語は難しいよ、漢字も有るし。日本語はこのまま日本人と、その文化を愛する一部の外国人だけが学ぶニッチな言語のままで良し。2023/02/11

mick

2
英語と中国語、どちらが覇権を握るのか、歴史における言葉の覇権争いは、といった内容かと思っていたらそうではなかった。その点では物足りなさを感じるのだが、言葉の世界の現状と問題点を知ることができ、それを補う。言葉を広めるということが、単なる言葉の問題にとどまらないことがよくわかる。英語、中国語などにとらわれず、広く興味をもつことが今後につながる。2023/05/18

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