夢から生まれた美術館の物語 諏訪湖畔のハーモ美術館に癒やしを求めて

著者名：関たか子【著】

日経BPコンサルティング（2023/02発売）

• ISBN：9784864430920

内容説明

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美術を通して同じ感動を語り合えること、それができる人々に出会うことはなんとすてきでしょう。その感動を分かち合える人が必ずいると心から信じていたからこそ、自分の好みの絵画を扱う画商を仕事として選び、純粋に美術にあこがれる気持ちと、あきらめない意思で理想を温め、美術館という夢に向かって歩んできました。（本文より）

目次

はじめに

プロローグ　時のない空間へ

第1章　素朴派の世界に触れる癒やしのひととき
アンリ・ルソー
グランマ・モーゼス
アンドレ・ボーシャン
カミーユ・ボンボア
ルイ・ヴィヴァン

第2章　出会いとはじまり 夢を叶えて
物語のはじまり
環境が育んだ絵と美との出会い
結婚、出産、そして絵の魔力
風呂敷画商として身を立てる
アートハウス実現を夢見て
美術館オープンへ
「芸術と素朴」をコンセプトに
アンリ・ルソーコレクションへの道
感動を分かち合える人々と夢を叶える

第3章　わたしの旅と芸術と
わたしと旅
わたしと音楽
わたしと茶の湯
ハーモ美術館が贈る癒やしの展覧会

Column　美めぐりでのアートとの出会い

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Hiroki Nishizumi]

今度行ってみよう

2023/08/04

[サスケ]

★★★★★ 著者サイン入り。 ハーモ美術館で関係者らしい方から話を聞いていたら、実は館長の関さんと会長の濱さんだったという事があり、その場で購入。 なんとアクティブな方なんだろうと、賞賛の思いです。 考えてみると、この方の熱意に加えて人々のつながりと信頼により美術館が生まれたのだと思うが、そこで展示する作品は心の内面を見つめ磨き上げたもの。人間が持つ外向性と内向性のよい面が組み合わさることで、後世に残る物が生まれてくるのかもしれない。

2016/12/27