日本経済新聞出版<br> ESG格差 沈む日本とグローバル荘園の繁栄

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日本経済新聞出版
ESG格差 沈む日本とグローバル荘園の繁栄

  • ISBN:9784296116355

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内容説明

お飾りのSDGsでは勝てない。混沌とする世界のサステナビリティ動向を俯瞰して見えてきた、残念な日本企業の姿――。
脱炭素(E)の追求は、エネルギー危機で迷走!ESGの焦点は、日本企業が苦手なSとGへ。
〔地球・社会によいモノ・コトを享受できる人・企業・国〕vs〔享受できない人・企業・国〕の対立が激化!

形ばかりのSDGs推進からグローバルな企業価値判断の指針であるESGに視野を広げ、ダイバーシティに配慮できるかどうかが、日本企業の今後の命運を分ける!ガバナンス改革に取り組む気鋭の経営コンサルタントが、国家や産業・企業、個人のESGへの対応能力の差を「ESG格差」と名付け、出遅れた日本企業に警鐘を鳴らす。ESGの本質が深く理解でき、2020年代を生き抜く指針となる啓蒙書。

目次

イントロダクション
第1章 ESGは誰のためにあるのか
1 「良いデフレ」の終焉とグリーンフレーション
2 インデックスファンドが支配する世界
3 ESGで社会貢献に目覚めた機関投資家
第2章 ESG格差――分断される国家・企業・個人
1 Eが国家間の分断を生む
2 Gが企業間の分断を生む
3 Sが個人間の分断を生む
第3章 台頭する「21世紀の荘園」と沈む日本の大企業
1 グローバル大企業は21世紀の荘園
2 自己成長機会を提供するスタートアップ
3 地盤沈下した日本の大企業
4章 ESGはどこに向かうのか
1 忘却と視野狭窄――ESG推進を阻害するもの
2 禁酒法とESG

第5章 日本はESGを戦略的に活用できるか
1 ESGを戦略的に利用できる国家・企業
2 プロトコルとしてのESG

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yosuke

0
ESG対応は金が掛かる。上がったコストを価格に転嫁できる企業とできない企業の格差はどんどん広がる。荘園とは言い得て妙で、グローバル大企業とかメガベンチャーが該当する。2023/04/06

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