内容説明
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「大切なことはすべて駄菓子屋が教えてくれた」子どもたちにとってのサードプレイス。大人たちの思い出の場。北海道から沖縄まで。創業100年以上の老舗から令和のニューカマーまで。古今東西29軒の駄菓子屋にインタビュー。駄菓子の源流・メーカー、流通の要・卸問屋、歴史から未来の展望に至るまで駄菓子屋文化を完全網羅!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
J D
70
懐かしさが込み上げてくる読書だった。ここに紹介される駄菓子屋は、私が通っていた風情のものから近代的なものまで。子供の頃習字教室の帰りに駄菓子屋でプラスチックケースから一つ2円のセンベイのようなものを買っていたことや仮面ライダーのカード20円?だったかを買って集めていたのが懐かしい。ただ、福祉や教育との連携の話も出てきて時代とともに駄菓子屋の存在意義も変化するんだなぁ−と少し考え込んだ。いずれにしても、子どもたちが楽しめる夢の場所であれば良いと願う。写真も多く楽しかった!2023/06/04
けんとまん1007
49
駄菓子屋さんという言葉の響きには弱い。年齢を経ても、行きたい、そこで駄菓子を買って食べたいと思う。一個単位で選べる(もちろん箱も袋もあるが)というのが、特にいい。少しずつ、いろんなのを・・と、思ったり、好きなのをたくさんと思ったり。あの空間も含めて、すべてがいいなあ~。2023/05/23
あじ
27
駄菓子屋は子どもたちが社会進出の足場とする、最初の社交場だと思う。脈々とした“それ”が様々な形態として、令和で機能している事を本書で知った。足を運びたい駄菓子屋を、MAP上に散りばめて眺めてみる。このうちのいくつかは、旅先で立ち寄る事になるはずだ。小銭をたんまり用意して乗り込むぞ〜。2023/03/02
つちっち
6
じゃんけんゲーム機なっつ!2024/05/27
チョビ
5
そんなに駄菓子が好きではないんですよ。だから学校にあった駄菓子屋には全く興味はなかったし、お金を落とすという発想もほぼなかった。通称「ババや」はどこにでも存在するのだなという感想しかないが、この駄菓子屋、現在増殖中というのだから驚く。もちろん今の経営者がいなくなれば滅びるところも少なくない。しかし畳めばまた開店するという不思議現象&群馬に多い謎空間。その考察がしっかりできてるとちょっとした社会学になったかも。著者のコラムがそういう意味では残念感がただよう。2023/03/18
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