宝島社新書<br> ウイルス学者の絶望

個数:1
紙書籍版価格
¥990
  • 電子書籍

宝島社新書
ウイルス学者の絶望

  • 著者名:宮沢孝幸【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 宝島社(2023/02発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299037602

ファイル: /

内容説明

なぜ、ウイルス研究の第一人者の
主張は「異端」とされたのか?

大手メディアが封印し続ける
新型コロナウイルスとワクチンの「真実」


なぜ日本の「コロナ騒動」は終わらないのか? メディアの情報統制により「真実」を語る者の声が封印され、国民が「新型コロナウイルスは怖い」と洗脳されたからではないのか。多数のウイルスを実際に扱い、多くの国際論文を発表してきた真のウイルス研究者である著者の声も「異端」とされ続けた。マスクなど感染対策はまだ必要なのか。本当にコロナワクチンは「安全」なのか。京大准教授が科学的見地から記したコロナとワクチン、最終結論――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

62
これまでも宮沢先生の本を読んできたので、理解できた方だとと思うが、それでも難しい部分があると感じた。新型コロナウィルスの概要やワクチンの限界と危険性などは知っておくべき内容なので、読むべき良書と言える。宮沢先生の主張が通らなかったのは、新型コロナに対する恐怖心に負けて思考停止してしまい、「お上の事には間違はございますまいから」(森鴎外の『最後の一句』)と考え、「奴隷の身分に甘んじる幸せ」(『Oの物語』)に酔いしれてい人が多かったためである。今後はこうした人たちへの再教育が課題になるだろう。2023/04/22

きゃれら

30
著者の発信にとても助けられた自分にとって本書は答え合わせ。逆に、著者の絶望があまりにピュアで、本当に一流の学者ってこんなものなのかなあ。戦った相手の医療があまりにも強かで、著者の考えるような良心は持ち合わせていなかっただけに悲しくなる。自分を助けてくれたことだけで、著者には強く感謝しているけれど。免疫の解説部分はとても難しいが、今後のため本棚へしまっておく。2023/03/20

umeko

25
極めて真っ当な事が何故と、この約3年間、道理が通らない世の中に疑問を感じてきた。いよいよ政府もこのコロナ騒動を終わらせようとしているが、これで終わりにしてはいけないのでは。しかし宮沢先生の本がきっかけで「ウイルス」や「ワクチン」については勉強させていただいた。本書の趣旨ではないが、「ウイルス」の世界って面白いと感じた。2023/02/17

ぐっち

22
ようやく5類になり、こういう本も冷静に読めるようになってきた。動物のウイルス学者視点でのコロナの解説。ウイルスと免疫の基礎知識、は昔学んだ生物とかより少々複雑でわからないところもあり、…と思ってたら先生の目指していた学科が、自分に割と近かったので、自分ももっと勉強しておけばよかったと思った。ウイルスと進化の研究はぜひやってほしい。2023/05/13

koji

18
新型コロナウイルスも2類移行から9ヵ月近くたちました。今本書を読むと、本書で猛批判しているワクチン接種も、結局ブースター摂取が途切れ杞憂に終わるという皮肉な結果になりました。しかし本当にそれでいいのか。本書の科学的論拠は理解できていませんが、結局個人が責任を伴った自由、信念を持ち語り行動することの大切さを痛感しました。私も含め日本人の弱さですね。唯もう一つ考えていることがあります。それは災害大国日本では、個人の自由を脇においても「寄り添う」ことが国の根幹を形づくっているのではないか。ここは考え所。深めます2024/01/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20677528
  • ご注意事項