ほどよく忘れて生きていく

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

ほどよく忘れて生きていく

  • 著者名:藤井英子
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • サンマーク出版(2023/01発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763140357

ファイル: /

内容説明

心はカラッと、人づきあいはサラッと、人生はすっきりと。
過去は忘れて、未来の心配も保留に。
後悔しない、競争しない、我慢しすぎない「今」の歩き方とは?
「また寄りたくなる」と評判の漢方心療内科医の「軽くなる」生き方指南書。

京都にある、小さなクリニック。
ここで診察にあたる91歳の心療内科医の言葉が話題になっています。

日々、訪れる患者さんに届けているのは、からだと心がラクになる処方箋。
たとえば診察後、おきまりの「お大事に」の挨拶ではなくて、「ご自分をお大事になさってくださいね」という言葉で送りだす藤井英子医師。
患者さんはハッとした顔をして、それまで後回しにしてきた自分を思うと言います。

人づきあい、老いとの向き合い方、健康管理など、生きることのあらゆることについて、「これは忘れていい」「これは大切に」という切り口で71の生き方のヒントをお届けします。
藤井医師は89歳でクリニックの院長職を退職後、自身のクリニックを開院。91歳のいまも、毎日バスと徒歩で通勤し、スマホも使い、ちゃちゃっとパソコン作業もこなし、ブログでの発信もしています。
そんな藤井医師の元気の秘訣は「さっぱりと生きること」。
「いやなこと」「ちょっとした心のひっかかり」「執着」は忘れて、そのぶん、本当に大切にしたいことに、心を注ぐ。
若々しい心とからだで生きるコツが満載の1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちゃちゃ

88
その診療所は、下鴨神社の近くにあるという。91 歳の漢方心療内科医、藤井英子先生の診察室にお邪魔したかのような、やわらかい空気感をまとった著書だ。人生の大先達の言葉は滋味深く、自然体でシンプルだからこそ漢方薬のように心に沁みてくる。「誰か」や「過去」の何かに囚われて生きる人に、「そんなことより、今」と先生は繰り返しおっしゃる。「ほどよく忘れて」距離をおき、ささやかなことでもいい、新しく何かを始めてみること。「今」の積み重ねこそが未来をつくる。心を明日に開いて生きること、それが幸せに生きる秘訣かもしれない。2025/05/20

nico🐬波待ち中

60
京都で漢方心療内科を営む91歳(執筆当時)の現役医師による、肩の力を抜いて生きるための指南書。ほどよく忘れて、スッと一歩引き、心はカラッと。よい距離感で、さっぱりとした心で生きていく。先生の言われる「いい塩梅」「ほどよく」「よい距離感」を自分の中でいかに掴めるかが大切なんだと思った。人によって塩梅の加減も違うはずだから。ずっと昔のことなのに嫌な記憶がふとした瞬間に蘇り、モヤモヤすることが多々ある。そんな時はまずは「10分だけ脇に置く」からはじめてみる。それに慣れたら気持ちも楽になれるのかな。2025/05/30

えんちゃん

53
91歳の精神科医による楽に生きるためのメソッド。ひーこ先生は医師として勤務し途中専業主婦もやられて7人のお子さんを育て上げたという女性です。実のお母さまや旦那さまを比較的早く亡くされていたりして大変だったり悲しいことも多かったと思います。良いことも嫌なことも程よく忘れること。過去の栄光に執着しないこと。今ある目の前の幸せを見つけて生きていくこと。言葉の重みが違いますね。2025/07/01

竹園和明

42
同居人が借りた本を拝借。若い頃はこの「ほどよく忘れる」事を否だと思い、うまく進まない自分と周りに不満を抱き、いつもイライラしてたなぁ。そんな自分を少しずつ変えてくれたのはやはり家族ですが、何でも白黒つける必要はない事や時間が解決してくれる事もある事、万人に好かれる必要はない事…などを教えてくれたのは年齢だと思います。歳をとるって大事な事ね。そして本作にはこれから先を生きていく為のコツが記してありました。完璧を求めず、「逃げ道」を用意しておくこと。何本もの逃げ道を常に確保してるボクは、別な意味で完璧😌✌2024/02/19

ブルちゃん

41
私は7年前からパニック障害を患っていて、今は3週間に一度、心療内科に通っています。この本は京都市にクリニックを持つ、91歳の心療内科の先生の本で、見て、声を聴いて、手で触って、患者さんに寄り添い、長く生きてこられた経験と知識と、安心を伝える、診察をしているのが伝わります。表紙の先生の笑顔にもホッとします。先生が手に触れて、大丈夫と言ってくれるだけで、涙がでてしまうだろうなあと想像しました。遠くて行けないけど、これからもご活躍してほしいです。2023/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20479951
  • ご注意事項

最近チェックした商品