内容説明
ロックフェラーもロスチャイルドも王家の執事にすぎなかった。世界のほとんどの富の源泉を握っている王家たち。その代表がハプスブルグ家と英国王室。彼らの富の源泉はカネではない。権利である。金鉱から、株、口利き等々、彼らは表に立たず、権利のほとんどを握り、富を吸い上げる。真田家の子孫だからこそわかる、王家が握る世界の支配構造を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Honey
4
銀行員として国際的な交流を経験した著者ならではの視点が、非常に新鮮。銀行の発祥とか、大航海時代以来の歴史の見方も興味深く、現在も健在な「ギルド」のお話、その他、本当にびっくりぽん!&なるほど~!みたいな連続。f^^; とにかく、基軸通貨や共通言語を抑えることの重大な意味、痛感いたしました。 陰謀であるかないかとか関係なく、今現実がこうなっていますということを広く知ってもらって、これからの日本の、日本人のあり方を提言したいという著者の気持ち、とても強く伝わってきました。 2016/03/27
るるぴん
3
10年前の本。説が合っているのかどうか?検証しながら読む。人間が生きていくためには4要素「水、食糧、エネルギー、原材料」が必須で、これは世界を支配するための要素でもある(これは不変か)。ここに、情報、言語、軍事力を加えれば最強。覇権国家は世界を俯瞰的にとらえている。基軸通貨国はルールを決められるので強い。スイスは永世中立国で世界中の富豪の金や財産を管理運用しているため、どこからも攻め入られる可能性大が低いということも(多分NATOには入らないだろう)。ただ、今後の日本はどうしたら?の部分が弱かったなー。2022/06/28
こぽぞう☆
2
だいぶ前に買って積んでた本。世界経済と日本の未来が主題かな。出版されてからの3年で、本の中で予言されていても起こらなかったこともあるし、盛んに警鐘を鳴らしているマイナンバーは施行された。2015/10/26
父帰る
2
ローマは1日にして成らずとはロスチャイルズのためにある言葉であることを実感しました。世界を支配する為の金融システムの構築。お見事。2013/03/12
シュラフ
2
現代世界はハプスブルグ家と英国王室が世界を支配するシステム。その王の庇護の下で、ロスチャイルドをはじめとした多くの財閥が財産を形成する仕組みとなっている。アジアは支配される立場。日本も、金融・エネルギー・食料・原材料の分野ではイニシアチブは取れない。では、日本はどうすべきか? 日本の得意は"ものづくり"。日本人が技術力を持ち、世界がほしがる物をつくり外貨を稼ぐことで豊かになるしかない、という。月並みの結論であるかもしれないが、腑に落ちた。 2013/02/18
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