ソーニャ文庫<br> 愛執の鳥籠

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ソーニャ文庫
愛執の鳥籠

  • ISBN:9784781697406

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内容説明

「死ぬ時は俺も一緒ですよ――俺だけの姫さま」

王配である父の不貞によって生まれた第二王女シルフィアは
黒髪赤目という容姿のせいで『ばけもの』と蔑まれていた。
離宮でひっそりと暮らす彼女にとって、幼い頃から側にいる護衛騎士オルテウスだけが心の拠り所。
だが彼と鈴蘭を愛でる穏やかな日々はシルフィアの輿入れが決まったときから狂い始め――。
ある日、女王暗殺を父と共謀した咎人としてシルフィアは投獄されてしまう。
救出してくれたはずのオルテウスに強引に身体を暴かれ貫かれて……。

仮面の元護衛騎士×ばけもの王女、誰にも触れさせない監禁愛。

【目次】
序章 暗冥に差す光 
一章 罪咎の証 
二章 主従の契り 
三章 禍の傷痕 
四章 あなただけの騎士 
五章 悲哀の囚人 
六章 わたしだけの騎士 
七章 呪われたばけもの 
終章 唯一無二の相手 
あとがき 


【関連ワード】
ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さかな

11
最初から最後まで救いようの無い、歪んだ愛の物語。しかし、これが二人の選んだ結末なのだと納得させるような完成された、非常に説得力のある作品でした。シリアス、執着愛が好きな方に是非ともお勧めしたい。最近読んだ作品の中では群を抜いて陰鬱で耽美、没入感も凄まじかったです。どちらも同じくらい互いを大切に想っているのに、好きだからこそ自分のことなど忘れて、華やかな場所へと羽ばたいてほしいと身を引くヒロインと、好きだからこそ自分だけを見て欲しい、「ずっと一緒にいたい」と幼い頃の約束を妄信するヒーロー→2023/02/11

たまこ

1
面白かった。 久しぶりのソーニャらしいソーニャだったと思う。 死ぬ時は一緒、を有言実行してくれそうなヒーローが良い。怖いけど。2023/02/08

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