- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
美生は、患者さんに愛されているお医者さんのママが大好き。ママの姿からお医者さんがどんなに大切な仕事かわかるようになる。
子どもたちに人気の職業をテーマにした童話シリーズ「おしごとのおはなし」。
あこがれのお仕事や子どもに身近なお仕事を題材に、10人の豪華執筆陣が描き下ろした、小学低~中学年向けの創作童話です。
●シリーズ「おしごとのおはなし」の特色
・野間児童文芸賞等多数の受賞作家やミリオンセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし。
・「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた童話作品として楽しむことができます。
また、シリーズを通して読むことで、さまざまな職業に触れることができ、視野が広がります。
・実力ある画家によるイラストが入っていて、低学年から、ひとりで読めます。
・巻末に収録したコラムページで、職業への理解が深まります。
・朝読にもぴったりのボリュームです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
19
あさのあつこさんらしい分かりやすい児童書。医師であるお母さんに甘えたくて拗ねるなんてこっちが照れるくらい王道の児童書です。単純な話なのにちょっとホロっときた。2016/03/18
ヒラP@ehon.gohon
10
仕事の紹介シリーズの一冊ですが、お医者さんの仕事を紹介するには、かなり特別な内容になっています。 お母さんが村で1つだけのクリニックを開業しました。 お父さんは死んでしまって、一人親の美生ちゃん。 お母さんの生き方を理解するには大変な環境です。 周りからは頼りにされるけれど、家のことを見ているゆとりがない。 でも、お医者さんとしての母親に誇りを持つことができたようですね。2016/03/30
遠い日
6
無医村の村に、たった一軒の診療所として病院を開業したママ。それは亡くなったパパの念願でもあった。内科医なのに村民のためにどんな治療も引き受けるママは超多忙。家庭はおばあちゃんが守っている状態。小学3年生の美生の心に生まれる葛藤が忍びない。ママの忙しさはわかっていても、やっぱりもっと構って欲しい。せめぎ合う心の中に、自分が病気になってみて、ママの心強い看病と治療を信頼して、初めてわかった、ママの仕事の大切な部分。切ない物語ですが、がんばるママを誇りに思える美生は一歩成長したのでしょう。2017/09/27
たっくん?号
6
おしごとのおはなしシリーズ医師。地方で働く小さな病院の女医さんと娘のお話。お医者さん大変。一緒にいる家族も大変。人間に限らず命あるものを相手にするお仕事は大変。2016/04/09
なかちゅう
6
ママが大変で大切な仕事をしていることはわかってる。でも。子どもの複雑な気持ちの描写がさすが、と思える本。でも、やっぱり最後はうまくまとめてハッピーエンドなんだよね。(おい、児童書になに求めてんだ?(笑))2016/01/21