4月のおはなし ドキドキ新学期

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4月のおはなし ドキドキ新学期

  • 著者名:はやみねかおる【作】/田中六大【絵】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061957404

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内容説明

季節や行事をテーマにした童話のシリーズ「おはなし12か月」。
 1年12か月、各月の行事や季節感をテーマにした創作童話を、12人の豪華執筆陣に書き下ろしていただきます。
 4月は、新学期をテーマにした「春と、ドキドキ」。
 主人公は、3年生の新学期を迎えたタケシ。平凡で、なにごとにも自信の持てないタケシは、天才の妹、春が作ってくれた「タイムマシン」で、1年生の新学期にタイムスリップして、自信を取り戻します。と思ったのも束の間……。

●シリーズ「おはなし12か月」の特色

・直木賞、野間児童文芸賞等、多数の受賞作家や、「青い鳥文庫」のベストセラー作家をそろえた当代最高の執筆陣。
・高畠純氏、田中六大氏ほか、イラスト陣も豪華。すべての場面にイラストが入ります。
・物語を味わいながら、日本の豊かな季節感に親しむことができ、その季節や行事に愛着がわきます。
・朝読にもぴったりのボリュームです。
・巻末に収録した知識のページで、行事の背景も学べます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

29
初はやみねさん!とても面白かったです。自分に自信が持てない新三年生のタケシ。4月はどこもかしこも『新』という漢字で溢れていることに「古いままじゃ、ダメ」と怒られてる気分になって反ってやる気が削がれる気持ち、なんとなく分かります。笑 片や、新一年生でありながら天才的な頭脳を持つ妹の春。兄としてのプライドと戦いながらも、自分と比べて春を羨ましく思うタケシ。でも、そんな妹にも苦手なものが…!お互いを想いやる二人の優しさが素敵。新しい一歩を踏み出す季節にぴったりな1冊。進級が4月からなのは日本だけなんですね!2019/09/17

花林糖

10
(図書館本)シリーズ「おはなし12か月」。ほのぼのしたお話かと思っていたら想像外の展開。妹の度を越した天才っぷりが面白い。(絵・田中六大)2016/03/28

遠い日

6
四月、新学期。3年生になった兄と1年生に入学した妹と。何に対しても自信がもてず、打ち込めるものもないぼく。「天才」の妹へのコンプレックスが痛々しい。そんな兄を立ち直らせようと、あれこれ画策する妹の気持ちが健気だ。それがみえるだけに兄として、心は揺れる。自分で自分を奮い立たせた「お兄ちゃん」。それでこそ、お兄ちゃん。2013/08/28

かれん

5
ドキドキするのは1年生だけではない!2015/05/17

しろのあ

5
すべては妹の手の内で踊らされていたというのか!低学年向けにしてはすごく読み応えがあった。お兄ちゃんのコンプレックスが切なく、でもほのかにユーモアが漂っていて、すごくはやみねさんらしい。妹の天才ぶりが常軌を逸していて、それもまたおかしい。山田さんの絵との相性もいいです!2015/02/09

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