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内容説明
坪田譲治文学賞受賞作家による、最新幼年童話。
もと高校の先生で、家中にはりがみがしてあるような厳しいすみおばあちゃんの家へ遊びに行って緊張気味のゆいちゃんは、七段飾りのおひな様飾りの重箱の中身が気になっていました。おばあちゃんの猫のシューが眠っているのを確認したゆいちゃんは……。
すべての場面に朝比奈かおる氏の美しい挿絵入り。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
46
元高校の校長先生だった父方の祖母の家へ、お雛様を飾りに行くゆいちゃん。家中に注意貼り紙をしているようなおばあちゃんですが、雛飾りの重箱の中にあったお手紙には、小さな頃のやんちゃな姿がしたためられていました。古い七段飾りのお雛様を飾りながら、説明してくれるのを読んでいると、甥の子供にあげてしまったお雛様を思い出しました。今では七段飾りを飾れる家は少ないですが、各地でお雛様のイベントが行われるようになってきて、楽しい桃の節句です。待ち遠しくなりました。2016/12/29
BlueBerry
35
可愛らしいおひな祭りのお話でした。2014/04/26
しーまま
14
おはなし12か月を全部読み終えることができました。とても厳しいおばあちゃんも子どもの頃はいたずらだったと分かってなんとなくホッとしました。絵がとても綺麗で好きです。2016/03/20
杏子
12
低学年に読み聞かせした。かわいい絵本だった。2018/03/02
る*る*る
12
元高校の校長だった父方のおばあちゃん。物言いが厳しく、ゆいにとっては苦手な存在。でも、雛飾りの重箱の中に手紙を見つけ、、、「3月」にちょっぴりくわしくなるオマケのおはなしがついていて子どもにわかりやすい。それにしても、ゆいがびっくりする表現にー白目になるーと数箇所。なんか怖い表記だなぁ2014/03/04