内容説明
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初めて量子力学を学ぶ人を対象として、基礎事項をポイントを押さえながら易しく解説した。
例題と、各章末には豊富な演習問題を設け、具体的な問題を解くことを通して、量子力学の理解を深めることができるように配慮されている。これから量子力学を学ぼうという方、あるいは講義をされる方に、ぜひお薦めしたい一冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まーくん
2
量子力学初学者。数式の迷宮に入り込んでモヤモヤ。もう少しよく理解できる教科書はないかと図書館で探して、この本を見つけた。見通しよく内容をフォローでき、なんとか放り出さずに読み切った(後半は少し怪しいが)。読メ先人の感想によれば、学部で学習すべき基本的なレベルには達したのかな?このまま先に進むのは厳しそうなので、一歩後退して解析力学あたりを復習しながら基礎固めが必要か?2017/08/12
ゆうき
2
量子力学の初学者にはもってこいのテキスト。学部で習う量子力学のスタンダードな内容は全て網羅されている。なかなかオススメ。どの章も平均的に良いですが、角運動量とスピンの章は特に好きです。裳華房のピンクのテキストシリーズは初学者にとって非常に学びやすくて本当に良いです。あ、別に私は裳華房の回し者ではないですので悪しからず。尚、この本を執筆した「小形正男」さんの書く参考書はどれもわかり易く、それでいてポイントを外していない良書だと思う。同出版社から出ている「振動と波動」(小形正男著)もおススメです。2009/12/28
コウヘイ
1
今まで何冊かの量子力学の本を読んだが、その中で一番分かり易く、挫折せずに最後まで読むことができた。この本は、入門書としてはいいのではないのだろうか。2017/02/09
みかん
0
90分×15回で確実に消化してもらいたい内容って考えたらこんなもんなんかな?2016/06/01
ま〇お
0
スピンだけ2014/04/18