MF文庫J<br> さあっ候補生さま、“王霊討伐”の時間です【電子特典付き】

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MF文庫J
さあっ候補生さま、“王霊討伐”の時間です【電子特典付き】

  • 著者名:藤木わしろ【著者】/にの子【イラスト】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2023/01発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046821072

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内容説明

「うんうんっ! ボクが選んだ人は──あっ!」
死者が蘇るようになった現代。異形の姿となり被害を齎す死者は『悪霊』と呼ばれるようになった。一方『善霊』と呼ばれ生前偉大な功績を残した死者もおり、特別な能力を生者に与えた。かつて悪霊による世界的な集団失踪事件『異界事変』で母を失った穂羽天理は、善霊から赤光を纏う長剣型の霊器を授けられ、この世界を壊してしまった悪霊の王――『王霊』を討伐するための候補生となる。
そんな彼女の前に善霊リシアと殺し屋を名乗る浅江遥斗が現れる。周囲と馴れ合わず、防衛省、自衛隊の指示に遥斗が従わない中、天理の最初の悪霊討伐――異界攻略作戦が開始される。
【電子限定!書き下ろし特典つき】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

36
異形の死者『悪霊』が蘇るようになった現代。特別な能力を生者に与える『善霊』から霊器を授けられた穂羽天理が、『王霊』を討伐するための候補生に志願するファンタジー。悪霊による世界的な集団失踪事件で母を失った天理が出会った善霊リシアと殺し屋を名乗るハルト。曲者揃いの候補生たちと初めて異界攻略作戦に挑む展開で、誰が味方で敵なのか疑心暗鬼になる候補生たちの中で、関係者としての知識と卓越した洞察力で信頼を得る天理はいい感じに存在感を見せていましたけど、傍若無人な王霊にこれからどう対峙してゆくのか今後の展開に期待です。2023/01/25

まっさん

21
★★★★★ 作者買いした作品でしたが想像の何倍も、本当に本当に面白い大作でした。 物語は死者が異形の形となって蘇る世界。全ての法則が通用しない「異界」において、悪霊として蘇った怪物と生前偉大な功績を残した死者から産まれる善霊に霊器を与えられた生者が命懸けの死闘を繰り広げる世界で、善霊が確認されないながらも霊器を発現させる事が出来る少女・天理が、これまで培った経験や知識を用いて異界に取り残された母の無念を晴らす為に冒険を続けるお話でした。 とにかく設定がドンピシャで刺さった作品で、過去の偉人を善霊として→2023/03/07

真白優樹

12
死者が蘇るようになった世界で、力を与える霊に選ばれた少女が、死者の殺し屋の少年と出会い始まる物語。―――悪意は巡り牙を剥く、それは気紛れな王の手の中で。 重く殺伐とした世界観の中、頭脳戦と異能バトルが繰り広げられる物語であり、骨太で王道であるからこそ、読み応えがあって面白い物語である。絶対的な力を持つ黒幕はすぐ近くに。求められるのは、全てを解き明かし殺す事。大きなものを託された少女は、黒幕を利用しながらもその機嫌を損ねず、世界を救うことは出来るのか。続く戦いの行方とは。 次巻も勿論楽しみである。2023/01/26

3
うーん。序盤のキャラクター周りの話がピンとこないままこう、流されてしまったかなあ。展開的には手堅い組織モノだとは思うけれども、ハッキリ言えば主人公がようわからんというか、逆か。主人公以外のキャラクターが記号になり過ぎているようにも思えた。まあ締め方を見るにそれはしょうがないのかな。諸々相性が悪い作品だった。続巻を読むことはないでしょう。2023/06/22

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