内容説明
鮮烈なロックサウンドと叙情的な歌詞で多くの音楽ファンを魅了し続けてきたクリープハイプ。フロントマンにして芥川賞にもノミネートされた尾崎世界観が、他人に笑われても「好きなもの」を大事にする強さの根源と、その裏にひそむ葛藤を明らかにした。生きづらさを抱えるすべての人に共感をもたらす、日々を剥き出しにつづった挑発的エッセイ。書き下ろし作品を特別に収録した豪華版! 解説 安本彩花(私立恵比寿中学)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🐈⬛
8
「当たり前のなんでもない朝は、誰かの夜を引き延ばして出来ていたんだな。子供の頃もそうだった。早起きして弁当を作ってくれる母親の時間も、欠伸で飲んで見過ごしていた」「頑張れお母さん。どうかあなたの大切な子供が、あなたが犠牲にした夜を大事にして、朝起きて元気よく『行ってきます』と言える人でありますように。そしてあなたが、そんな子供の成長や、テレビ越しのじゃんけんに勝っただけで世の中を肯定できるような、広い心をいつまでも持っていられますように」2026/02/10
かんがるー
6
昨年から読んでは一旦置いて、読んでは戻って読み直して。 私が読んだエッセイの中では一、二を争うぐらい好き。 尾崎さんの感性が言葉選びが全てがツボです。またゆっくり読み返すとして、一度読了とします。2025/11/30
m.
5
めんどくさいとかひねくれてるとか気にしすぎとか考えすぎとかぜんぶかわいい。すき。だいすき。2023/04/17
竹生
4
自分の内側をこっちが恥ずかしくなるほど曝け出したエッセイ。この本には「あるあるこれ思ってるの俺だけじゃなかったんだ」と共感できるものから「気にしすぎでしょw」と鼻で笑えるものまで幅広く収録されている。言わなくていいようなこともあえて赤裸々に書いてあるため、なんだか人の日記を勝手にみているようでドキドキした。2023/03/09
るこ
3
私の本能が「あ、好きなタイプ」と思い込んだ人(迷惑)音楽は聞いたことないけれど(失礼)、活字では見かけるとつい手に取ってしまいがちな尾崎さん。文章は思ってる以上に美毒でとてもユニーク。分かる、分かるとついうなづいてしまう。人間らしさが随所に表れていて、今回も楽しませていただきました。2026/04/30




