内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/4/18~2024/5/1】
【電子限定特典付き/電子限定に書き下ろされた番外編を追加収録!】
ここはどこ? わたくしはだれ?
気付けば見知らぬ部屋で、記憶も名前もなくして浮いていたわたくし。
どうやら死んで幽霊になってしまったみたいです。
部屋の主である王子・リヒト様は命を狙われているらしいので、幽霊として城中の壁をすり抜け、お役に立とうと思います!
彼から「トリア」という名前をもらい、協力して黒幕を探していくうちに、「私は幽霊と婚約者になるのもやぶさかではない」なんて言われるほど、距離が縮まってしまって──!?
幽霊令嬢と腹黒王子のドタバタラブコメディ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
8
紙の本は初めて出す作家さんとのこと。ヒロインのトリアが活発で性格の良い娘だったので楽しく読めました。幽霊に生前の記憶や心残りが無いとか、明確な意志や判断力が保てているとか、変だなとは思いました。消えてしまうかも…の心情はやはりウルッと来るものです。陰謀の黒幕については、更に裏があるかのように引っ張っていた割にはあっさりと処断されて終わりでしたが、何の救済も見せ場もなく断罪して全て失わせて解決とするのは今風ってやつなのかなとか、ツラツラ思ってしまいました。2人が今後も幸せそうで何よりです。2024/02/17