小学館世界J文学館<br> 小学館世界J文学館 狼伝 フイマン

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小学館世界J文学館
小学館世界J文学館 狼伝 フイマン

  • 著者名:沈石渓【作】/高野素子【訳】/板垣夏樹【絵】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 小学館(2023/01発売)
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  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。

あきらめない、2本の足を失っても……。狼の悲壮な決意!

山岳地帯に住む狼のボス、フイマンは、猟師に右前あしを撃たれ、2年後にイノシシに後ろあしを食いちぎられる。2本のあしを失うことは、野生動物にとっては「死」を意味する事態だった。群れから取り残され、絶望するフイマンのもとへ、なぜか群れのなかでも最低のみにくい下っぱ、「イタチ」が近づいてくる。イタチはフイマンの体の下に入りこみ、フイマンの体を支えた。イタチの力を借りて、フイマンはふたたび立ち上がることができた! そして厳しいトレーニングを続け、フイマンとイタチは「二心同体」となって、狩りをできるまでになった。二頭のジャンプ力を合わせる「立体攻撃」のテクニックも身につけたフイマンは、自分を追い出した群れに戻り、ふたたびボスの座を取り戻した。
しかしやがてフイマンにふたたび試練の時が来る。ボスの座をまた他の狼にゆずるのか。それとも、ボスとしての誇りを最後まで守り続けるのか。フイマンの決断はくだった……。
中国で「動物小説大王」と呼ばれる沈石渓の最高傑作。心が打ち震える動物ハードボイルド・ストーリー!

※この作品は一部カラーが含まれます。