天夢人<br> 路面電車がみつめた50年 写真で振り返る東京風情

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天夢人
路面電車がみつめた50年 写真で振り返る東京風情

  • 著者名:諸河久
  • 価格 ¥2,376(本体¥2,160)
  • 天夢人(2023/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 630pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635824651

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内容説明

AERA dot.人気の連載、待望の書籍化!AERA dot.に145回にわたって連載された「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」が書籍になりました。
鉄道写真家・諸河久氏が50年以上にわたり撮影した路面電車を、豊富な写真とともに紹介します。
高度成長期の熱気に満ちた人の波、名建築と風情ある街並み。魅力あふれる東京の表情をお楽しみください。

目次

第1章 美しき街・銀座を走る
55年前の色鮮やかな「銀座」/混み合う銀座通りを走る都電が女性に“ご贔屓”にされた理由
昭和39年東京五輪の気運高まる「銀座」の元日/地下鉄に追いやられた都電の数奇な運命
いまとはまるで違う50年前の「銀座」/ひた走る路面電車と空を覆う架線
「君の名は」で全国区になった55年前の数寄屋橋と都電/「天下の銀座」が板張りだった理由
50年前の日本にたった1両しかなかった高性能路面電車「PCC車」/憧れの理由とは?
川がないのに「橋」の地名が多い東京/54年前「京橋」を走る都電と麗しき欧州建築群・・・・・ほか

第2章 山手の坂を巡る
車窓からの桜並木が鮮やかだった都電「番町線」/1964年東京五輪で真っ先に消えた顛末
路面電車は「坂道」こそ最大の見せ場!/50年以上前に都電がかけ上がった美しき名所
前回の東京五輪前「オリンピック道路」建設で総工事!/いまとはまるで違う58年前「青山通り」
東京タワーが「東京のタワー」だったと感じる53年前の西麻布/こんなにも見えた理由は?
「赤坂見附」のきつい上り坂に挑む59年前の都電/広大な丘陵地の前に現在そびえる建物とは
都心の渓谷「お茶の水」の坂道を走る51年前の都電/江戸期から続く名所の変貌・・・・・ほか

第3章 川の流れに沿って
55年前「浅草」を都電が独り占め?/古くは開通日に関東大震災が発生したことも……
隅田川のレジェンド橋「新大橋」/関東大震災に耐えた名橋を渡る都電が向かう先は?
これぞ昭和の渋滞!/高度経済成長期の50年前「千住大橋」がここまで混み合った理由
隅田川で最後まで残った57年前「佃島」の渡し船/知られざるその船内の光景とは?
「お茶の水橋」工事で突如現れた85年以上前の都電軌道/歴史的な遺構は撤去されるのか
神田川がぐぐっと曲がる「大曲」54年前”橋の上”停留所の都電/歴史的発見「お茶の水橋」と共通点?・・・・・ほか

コラム① 都電で「最も長い距離」を走った系統は?/54年前ぎゅうぎゅう詰めの中山道を走る光景
コラム② 都電時代の「最も短い区間」はどこ?/70年前傷みながらも戦後東京を支えた木造車両

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

6
鉄道ファンには言わずもがな、著者は東京の下町出身であり、著者が幼少時から高校通学・専門学校時代に最も身近な「鉄道」が都電である。AERA.dotでの連載も終わり、鉄道模型趣味の機芸出版社名取社長の力添えもあり、本書は刊行された。表紙を除けば中身はモノクロ写真が大半であるが、高度成長期に建てられ今では見られないビルも多数あり、都電とともに消えていった風景ばかりである。著者が専門学校の実習授業で使っていたビルも写っており、著者も当時のことを本文で懐かしむ。日本全国の鉄道を撮り続けた著者の都電愛溢れる一冊だ。2023/01/23

kaz

1
以前見たことのある写真も多いが、かつての風景、看板(社名)等は、やはり楽しい。図書館の内容紹介は『高度成長期の熱気に満ちた人の波、名建築と風情ある街並み。路面電車「都電」を、鉄道写真家が50年以上にわたり撮影した貴重な写真とともに紹介する。「AERA dot.」連載を加筆修正し単行本化』。 2023/05/07

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