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内容説明
ことりさんがとんでいます。ちょっととんで、ちょっとやすんで、きのみをたべたら…またちょっととんで、すこしずつ進んでいきます。でも、そこにとつぜん大きな海があらわれて……!
ぼく、ちいさいから あまり ながくは とべないし
すぐ おなかが すくし
どうしよう……!?
ここは ひとつ かんがえなくちゃ……
と、ことりさんは考えはじめますが……。
自分のタイミングは自分で決めていい、子どもたちを応援するような絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
191
五味 太郎、3作目です。カラフルで可愛らしい絵本ですが、幅広く考えることで、子供達の視野が広がります🐤🐦🐥 https://www.kaiseisha.co.jp/books/97840335028092023/01/18
花ママ
57
小さなことりが、ちょっと休んできのみ食べたら、またちょっと飛んで遠くを目指すけれど、そううまく事は運びません。ことりは想像を膨らませながら考え、そして自分で決断します。五味さんらしい細やかな色使い、シンプルでコミカルな絵の中に、何とも言えない温かさを感じます。五味さん大好きです。#NetGalley JP2023/01/20
k sato
36
鳥さんは猪さんと性格が反対です(;´Д`)飛んでは木の上で休んで実をパクパク。これを繰り返したらどこへでも飛んでいけそうな気になる鳥さん。でも大海原を目前に唖然としてしまいます。飛んでは休んで考える・・・。渡り鳥のなかには、陸路ではなく海路をゆく野鳥もいます。海上を何千キロも休まず飛ぶために、渡りの前に脂肪を蓄え準備をすることが分かっています。渡りの目的は生命維持のための食糧です。ですから、渡り鳥は猪突猛進というより熟慮断行を選び生きながらえるのです。人生に疲れた時に読みたい本です。酉年の私も熟慮断行派。2024/02/14
ヒラP@ehon.gohon
35
五味太郎敵発想法です。 自分自身のできることと、やりたいことを考えたときに、どうすればいいのかを鳥さんは考えています。 でも、まさか戻ってしまうとは。 でも、子どもウケ期待値たっぷりの絵本です。 描かれている鳥の他にも楽しさを見つけられます。2023/03/12
anne@灯れ松明の火
30
遠い方の新着棚で。かわいらしく、ちょっとトボけた絵で、実は大事なことを伝えてくれる。アクシデントにぶつかった時、乗り越える方法を考える、想像することの大切さ。そして、今の自分にあった解決策を見出す。さすが、五味さん♪2023/03/06